フォクトレンダーの新作広角レンズ「APO-LANTHAR 28mm F2 Aspherical VM」
2025年7月24日、株式会社コシナが、フォクトレンダーの新しい交換レンズ「APO-LANTHAR 28mm F2 Aspherical VM」を発表します。このレンズはライカMマウント互換で、特に優れた光学性能を誇ります。希望小売価格は148,500円(税込)で、フォクトレンダーの中でも最高性能を目指した製品です。
極めて高い光学性能
「APO-LANTHAR 28mm F2 Aspherical VM」は、最新のアポクロマート設計を採用しており、色収差を極限まで排除しています。特にRGBの軸上での色収差がほぼゼロになっており、クリアで鮮明な描写を実現しています。このレンズはフルサイズセンサー向けに最適化されており、解像力やコントラスト再現性に関しても抜群の性能を発揮します。
レンズは8群12枚構成で、特に異常部分分散ガラスを6枚、両面非球面レンズを2枚使用しており、その結果、28mm F2という大口径広角レンズが持つ可能性を大きく引き上げています。スナップショットや風景写真など、多様なシーンでの活躍が期待されます。
デザインと扱いやすさ
新しいレンズは、光学性能を追求する一方で、コンパクトさも兼ね備えています。レンズの全長はわずか50mmと、持ち運びやすいサイズ感となっており、重量も265gと軽量です。このような特徴により、長時間の撮影にも対応可能で、シャッターを切る喜びを損なうことがありません。
また、12枚羽根の絞りによって、点光源のボケ味も自然で美しい描写が期待できます。ハンドリングに優れた設計も施されており、確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス機構が搭載されています。
特徴的な仕様
焦点距離:28mm
口径比:1:2
最小絞り:F16
フィルターサイズ:Φ49mm
最大撮影倍率:1:14.6
最短撮影距離:0.5m
プロフェッショナル向けの高剛性金属製鏡筒
バヨネット式VMマウント(ライカMマウント互換)
これらの仕様は、ユーザーがあらゆる条件下で高性能を引き出せるように設計されています。
会社情報
株式会社コシナは、長野県中野市に位置する光学機器メーカーで、光学デバイスの設計や製造を行っています。特に、精密性と品質を重視したハイエンド光学デバイスの提供を信念としており、多くの写真愛好家やプロフェッショナルに支持されています。
同社は、ドイツのカールツァイス社との共同開発製品の設計・製造も手掛けており、フォクトレンダーをはじめとする高品質な製品を市場に送り出しています。
この新レンズ「APO-LANTHAR 28mm F2 Aspherical VM」により、フォクトレンダーの人気はさらに高まること間違いなしです。新たな撮影体験を提供するこの画期的なレンズをぜひチェックしてみてください。
お問い合わせ
製品に関するお問い合わせは、株式会社コシナカスタマーサービス室まで。 受付時間は平日9:00~12:00、13:00~16:30。
電話番号:0269-22-5106
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コシナ公式サイト
この新製品は、フォクトレンダーのさらなる成長と素晴らしい撮影体験を約束します。