沖縄から発信する琉球・沖縄の歴史教育プロジェクト
沖縄県小中学校歴史教育研究会は、琉球・沖縄の歴史や文化を学べる新たな学習動画を制作するための資金を、クラウドファンディングを通じて募っています。目標の達成に向け、2025年1月17日までプロジェクトを進めています。
このプロジェクトは、2026年秋に復元が予定されている首里城正殿の完成に合わせて公開される短編動画で、沖縄県内の小中学校に無償提供される予定です。さらには、修学旅行生や全国各地の学校、さらには海外に住むウチナーンチュや文化に興味を持つ方々にも広く利用されることを目指しています。動画制作には実写とアニメーションが融合され、多様な学びの形を提供します。
プロジェクトの背景
最近、沖縄の日本復帰から50年が経過し、次世代の若い世代が琉球・沖縄の歴史を知らないという問題が浮上しています。また、教育現場では多忙な教職員とリソース不足が影響し、地元の歴史や文化に触れる機会が限られています。
そこで本プロジェクトは、地域への誇りを育むという視点から始まった挑戦です。次世代の子どもたちに向けて、沖縄の文化や歴史を楽しく且つ実用的に学ぶことができるツールを展開します。
学習動画の概要
タイトル
「琉球沖縄の歴史と文化(仮題)」
内容(案)
1. 琉球・沖縄のあけぼの
2. 琉球の大交易時代
3. 薩摩藩による支配
4. 琉球の学問・伝統文化
5. 琉球王国の終焉
この動画は、沖縄県内の小中学校に無償で配布され、全国及び海外への普及も見込まれています。
クラウドファンディングの詳細
この資金調達は、2024年10月31日から2025年1月17日までの期間、CAMPFIREにて行われています。支援者には沖縄の特産品や動画視聴URLの提供、エンドロールに名前を掲載する特典などがあります。
クラウドファンディングプロジェクトの詳細はこちら
プロジェクトの特徴
このプロジェクトには、次のような特長があります。
1.
無償提供で県内小中学校を支援
教育現場での利用を促進させるために、全ての沖縄県内小中学校に無料で提供されます。
2.
修学旅行や国際交流での活用
修学旅行生の前学習や海外のウチナーンチュ向けの教材としても効果的です。
3.
全国と沖縄を結ぶ「架け橋」
琉球・沖縄の歴史を全国に発信し、地域文化の未来を広げる役割を担います。
私たちは、未来を担う子どもたちに沖縄の歴史と文化を誇れるような学びを提供することを目指しています。このプロジェクトへのご支援、心よりお待ちしています。
研究会概要
- - 名称: 沖縄県小中学校歴史教育研究会
- - 代表者: 会長屋比久 守
- - 所在地: 沖縄県島尻郡南風原町兼城780
- - 設立: 2022年8月24日
- - 設立理念: 伝統文化の継承・沖縄の歴史教育の推進・誇りある郷土の先人たちに学ぶ
- - 公式サイト: 沖縄県小中学校歴史教育研究会