TreefoodPartnersとサカナプロフェッショナルズ、EC事業展開のため業務提携開始

食品業界の新時代を切り開く協業

近年、外食産業や食品業界は急速に変化しています。特に、コロナ禍による影響で、デリバリーサービスの需要が急上昇し、消費者の食の楽しみ方も多様化しました。そんな中、株式会社TreefoodPartners（ツリーフードパートナーズ）と株式会社サカナプロフェッショナルズが業務提携を結び、サービスの拡充に乗り出すことが発表されました。この提携は、2025年10月1日から正式にスタートし、11月からはECコンサルティングサービスの提供を目指しています。

提携の背景

TreefoodPartnersは、デリバリーコンサルティングに特化したサービスを提供しており、企業のブランド構築を得意としています。一方のサカナプロフェッショナルズは、食品の冷凍加工技術を強みとし、OEM製造や商品開発を手掛けています。両者が持つ専門的なノウハウが融合することで、より価値のある商品開発が可能になると期待されています。

この提携を通じて、両社はEC領域での新しい挑戦を続けます。具体的には、商品開発から始まり、マーケティング戦略、販売サポートまでを包括的に行い、生産者や飲食事業者に対して持続可能かつ拡張性のあるビジネスモデルを提供することが目標です。

新しい食の楽しみ方を提案

Tweetにもあるように、TreefoodPartners社CEOの竹原廉氏は、「産地や飲食店の価値をより広く伝えるためには、冷凍技術とデジタルを掛け合わせた新しい挑戦が不可欠」と述べています。これにより、消費者が自宅で新鮮な食材を楽しむことができる新たなエコシステムの創出が期待されます。

一方で、サカナプロフェッショナルズの松島紘生氏も、「素材の魅力をそのままに届けるという理念をもとに、EC領域での新しい可能性を開いていく」と語っています。このように、両社の取り組みは現代の消費者のニーズに応えたものとなっています。

新規ビジネスの展開

両社の提携によって、収益化のモデルとして、冷凍食品EC事業が大きなウエイトを占めることになるでしょう。特に、ツリーフードパートナーズがこれまでに手がけてきたデリバリーの技術と、サカナプロフェッショナルズの冷凍技術を組み合わせることで、高品質で魅力的な商品が消費者の手に届くことが期待されています。

さらに、冷凍商品は保存が効き、全国どこへでも発送可能であるため、地域を問わず多くの消費者にアプローチできる点が大きな利点となるでしょう。これにより、幅広い飲食事業者や小売事業者と連携をしながら、ニーズにあった商品を提供していくことが可能になります。

今後の展開

このプロジェクトは、「自宅での食の楽しみ方を最大限に引き出す」だけでなく、食品業界における「冷凍×ブランド×EC」の新たなスタンダードを築く挑戦でもあります。両社が強みを発揮し合うことで、食品の未来は明るい方向へ進むことでしょう。

詳細は公式ウェブサイト TreefoodPartners とサカナプロフェッショナルズで確認できます。今後の発展に期待が寄せられる中、両社の取り組みに注目が集まります。

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