CEDEC 2024でのDiarkisの活躍
株式会社Diarkis(以下、Diarkis)は、8月21日から23日にかけて開催される『コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス 2024』、通称CEDEC 2024において、ネットワークおよび通信インフラ業界の革新を代表する技術を展示します。特に注目すべきは、最新作『鉄拳8』に活用されているリアルタイム通信エンジン「Diarkis」です。このエンジンは、スムーズな対戦とマッチングを実現すると共に、開発者にとっての重要なリソースとして注目されています。
セッションの内容
本セッションでは、Diarkisを活用したクロスプラットフォームなオンラインゲームの実装や、グローバルな格闘ゲームにおける対戦機能の設計について詳しく解説されます。ゲームがリリースされた後のユーザーマッチングについても触れられ、ゲーム開発に従事するエンジニアにとって必見の内容です。セッションタイトル『鉄拳8のグローバルなマッチングと対戦を支えたリアルタイム通信エンジン「Diarkis」とは』は、8月22日の10時50分から11時50分に、パシフィコ横浜ノースの第12会場で行われます。
Diarkisの技術的背景
Diarkisは、リアルタイム通信に特化したミドルウェアを開発・提供している企業で、特に大規模な通信が必要とされるオンラインゲーム分野での実績が著しいです。代表取締役の高橋信頼氏は、ゲームのバックエンド開発に長年携わり、2019年の設立以来、急速にシェアを広げています。今回のCEDEC2024でも、彼の豊富な経験を活かしたセッションが予定されています。
さらに広がるDiarkisの可能性
さらに、CEDEC 2024のイベント中には、Diarkis代表の高橋氏が、AkamaiのグローバルインフラとDiarkisの技術がどのように連携するかについても語ります。このセッションは『遅延を克服する:AkamaiとDiarkisを駆使した最適化』というテーマで、8月23日の11時10分から11時35分に行われます。ここでは、シームレスかつ安全なゲーム体験の提供に向けた革新的なアプローチが語られる予定です。
CEDEC 2024の全体像
CEDECは、国内最大規模のゲーム技術カンファレンスで、毎年多くのエンジニアや開発者が一堂に会します。2024年も約200のセッションが展開される予定で、参加者はその中から興味のある分野を選び、各専門家から直接学べる貴重な機会です。すべてのセッションは、現地参加とオンライン参加の両方に対応しており、参加者のニーズに応じた柔軟な参加方法が提供されています。
まとめ
ゲーム・エンターテインメント技術の革新とそれを支える通信基盤について、Diarkisが開発した最先端の技術がCEDEC 2024を通じて紹介されるこの機会をお見逃しなく。詳細情報は公式サイトにも掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。相互に接続されるデジタル環境を目指すDiarkisが、今後どのような展開を見せるのか、大いに期待が寄せられています。