認知症カフェ(オレンジカフェ)の運営事業者を再募集
和歌山市では、地域における認知症に対する理解促進や、認知症の方の交流の場を提供するため、認知症カフェ(通称:オレンジカフェ)の運営事業者を再度募集しています。この取り組みは、地域住民が集い、情報交換や相談を行う貴重な場として位置づけられています。認知症は高齢化社会とともに増加する懸念の一つであり、地域社会における支え合いが求められています。
事業概要
新たに開始される認知症カフェの運営に関して、和歌山市は予算の範囲内で最大10万円の補助金を用意しています。これは、カフェの運営に必要な経費の一部を支援するものです。申請者には、事業計画の審査が行われ、選定された事業者に対して補助金を交付します。
募集の詳細
- - 補助金の額: 最大10万円
- - 募集受付期間: 令和7年9月1日から9月26日まで
-
受付時間: 午前9時から午後5時まで(土日祝を除く)
-
昼休み: 正午から午後1時までは除外
申請を希望される方は、必ず募集要領を確認し、必要な書類を準備することが重要です。これには、事業計画書や収支予算書が含まれています。これらの書類は、和歌山市の公式ウェブサイトからダウンロード可能です。
提出書類:
- 令和7年度和歌山市認知症カフェ運営事業者再募集要領
- 補助金等交付申請書
- 事業計画書
- 収支予算書
- 補助金等交付申請書(記載例)
審査プロセスと選定
選考は、提出された事業計画やその内容をもとに行われます。選出された一件に補助金が交付される予定です。選考結果は、後日、文書にて通知されます。
認知症カフェの意義
認知症カフェは単なる交流の場にとどまらず、情報提供や相談支援も行う重要な役割を果たしています。ここでは、認知症に関する知識を深めたり、他の家族との体験を共有したりすることで、地域のつながりを強化することが期待されています。また、地域の理解を深めることで、認知症への偏見を無くすことにも寄与します。
和歌山市では、このような取組を通じて、高齢者が安心して暮らせる町づくりを目指しています。地域住民の方々にも、認知症カフェについて理解を深めていただき、関心を持って頂ければと思います。興味のある事業者や団体の方は、ぜひこの機会をご利用ください。
お問い合わせ先
詳細な情報や申請に関しては、和歌山市の健康局、保険医療部、地域包括支援課へお問い合わせください。ネット上にも情報が提供されていますので、ぜひそちらもご確認ください。
和歌山市は地域の皆さんが協力し合い、自立しやすい環境を整えていくために、これらの活動を引き続き支援していきます。私たち一人ひとりが、認知症への理解を深めることで、より良い地域社会を作る一助となることを願っています。