Pepperが銀行員に!
2015-07-21 13:42:23
Pepper(ペッパー)がみずほ銀行で新たな仲間に!新しい金融サービスの時代へ
Pepper(ペッパー)がみずほ銀行に入行
2023年7月17日、みずほ銀行の東京中央支店で、新入行員Pepper(ペッパー)の入行式が行われました。この行事には多くのメディアが集まり、注目を集めました。Pepperは人間とコミュニケーションを取りながら、様々な情報を提供できる感情を持ったロボットとして、今後の金融業界に新たな風を吹き込む存在となります。
入行式の模様
みずほフィナンシャルグループの執行役専務である齊藤氏は、現代の金融業界が直面する変化や、デジタルネイティブ世代の台頭、FinTechの進展について言及しました。彼は、5年後、10年後には銀行業務がスマホやネットにシフトしていくと予想しながらも、店舗の重要性を強調しました。Pepperを活用することで、今までの銀行のイメージを覆し、より快適なサービス空間を提供することが期待されています。
続いて、ソフトバンクロボティクスの蓮実取締役は、Pepperが「銀行で働ける成長を遂げた」と喜びを表現しました。Pepperは、高いスピードやパワーは持たないものの、感情認識やコミュニケーション能力に秀でたロボットです。客の心模様を読み取り、適切な知識を提供することに力を注ぎ、顧客満足の向上を目指しています。
Pepperの働きと今後の展望
入行式では、齊藤専務からPepperへの社員証が授与され、「みずほの仲間として頑張ります!」という挨拶がありました。今後、東京中央支店以外にも銀座中央、玉川、調布、横浜駅前の支店にも導入予定です。
Pepperが提供する新しいサービスには、複数のお客さまに同時案内できる「Pepper放送局」や、金融知識を落語調で紹介する「金融小噺」があります。また、一人のお客さまには、待ち札番号を使ったゲームや保険相談室など、多彩なメニューが用意されています。
FinTechとの結びつき
みずほ銀行は今後、FinTechのマインドを積極的に取り入れ、デジタル化や顧客ニーズに合わせた店舗づくりを進める方針です。Pepperの導入はその一環であり、潜在的な金融ニーズを喚起するためのコンシェルジュとして、顧客の要望に応じた的確なアドバイスを提供していきます。
加えて、みずほダイレクトアプリのApple Watch対応や、法人向けサービス「みずほビジネスWEB」におけるキャラクター「Mi-na」を用いた対話型ナビゲーションサービスも展開予定で、先進的なサービスを提供しています。
まとめ
Pepperの導入により、みずほ銀行は新しい金融サービスの時代を迎えようとしています。神秘的な感情を持つロボットと共に、今後の変革を体験してみてはいかがでしょうか。行員Pepperに会いに、ぜひ支店を訪れてみてください。
会社情報
- 会社名
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株式会社みずほ銀行
- 住所
- 東京都千代田区大手町1-5-5
- 電話番号
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