マネーフォワード Admina、IT資産管理・MDM「LANSCOPE」との連携で情報管理を強化

マネーフォワードi株式会社は、自社の情シス向け業務OS『マネーフォワード Admina』において、エムオーテックス株式会社が提供するIT資産管理・MDM『LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版』との連携機能「MDM連携 with LANSCOPE」の提供を開始しました。

この新機能は、両サービスの連携により、Admina内のITデバイスの台帳管理をリアルタイムかつ正確に行うことを可能にします。LANSCOPEから取得したシリアルナンバーやハードウェア情報などをAdminaに同期することで、デバイス管理台帳が常に最新情報に更新され、情報システム部門の資産管理業務の手間を削減します。

今回の連携により、Adminaはすでに連携している『Jamf』や『Microsoft Intune』に加え、新たにLANSCOPEをMDM連携先として加えることになりました。Adminaは、企業のIT資産管理をより包括的にサポートすることを目指しています。

「MDM連携 with LANSCOPE」の利用には、Adminaの「Device プラン」への申し込みが必要です。この連携機能は、ユーザーのアクセス状況を確認、MDMのデータを台帳管理に取り込むことで台帳の真正性を担保、無償で利用可能といった3つの大きな特徴があります。

ユーザーは、台帳側で従業員の退職後のログイン状況や紛失端末のリスクを把握することが可能です。また、LANSCOPEに登録されたデータがAdminaの台帳側に新規追加または上書きされるため、二重登録の手間を削減し、台帳データの陳腐化を防ぐことができます。さらに、Device プランのユーザーであれば、この連携機能を無償で利用することができます。

エムオーテックス株式会社の代表取締役社長である宮崎 吉朗氏は、今回の連携について、「MOTEXは、LANSCOPEブランドのプロダクト・サービスを通じ、お客様のIT資産管理やサイバーセキュリティに関する課題解決を支援してまいります。」とコメントしています。

AdminaとLANSCOPEの連携は、企業の情報システム部門にとって、IT資産管理の効率化とセキュリティ強化に大きく貢献する機能として注目されています。
マネーフォワード AdminaとLANSCOPEの連携は、企業のIT資産管理の効率化とセキュリティ強化という、現代の情報システム部門にとって非常に重要な課題解決に貢献する画期的な取り組みです。

Adminaは、SaaSとデバイスの情報、そして従業員情報を一元管理することで、企業のIT資産の可視化を強力にサポートしてきました。そこに、LANSCOPEの強みであるIT資産管理とMDM機能が加わることで、より精緻な情報管理が可能となり、情報漏洩や不正アクセスなどのリスクを大幅に軽減できる点が大きな魅力です。

特に、今回の連携で注目すべき点は、デバイス管理台帳のリアルタイム更新機能です。LANSCOPEから取得した最新の情報がAdminaに反映されるため、人為的なミスによる情報誤りを防ぎ、常に最新の情報に基づいた適切な管理が可能となります。

また、無償での利用も魅力の一つです。Device プランのユーザーは、追加費用なしでこの便利な機能を利用できるため、導入のハードルが低く、多くの企業にとって魅力的な選択肢となるでしょう。

今後は、この連携機能がさらに発展し、より高度なIT資産管理機能を提供していくことが期待されます。AdminaとLANSCOPEの連携は、企業のIT環境をより安全かつ効率的に運用するための重要な一歩と言えるでしょう。

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