「ファミリーマート」が町田市にて食支援と食品ロス削減に貢献
東京都港区に本社を構える株式会社ファミリーマートが、地域社会における食支援と食品ロス削減を目的とした「ファミマフードドライブ」を町田市で展開することを発表しました。この取り組みは2025年9月9日からスタートし、町田市社会福祉協議会と共同で実施されます。具体的には、町田市内のファミリーマートの5店舗で、家庭から寄せられた食品を回収し、必要とする地域住民に届ける活動が行われます。
「ファミマフードドライブ」の基本理念
このプロジェクトの中心となる「ファミマフードドライブ」は、家庭に眠っている未開封の食品をファミリーマートの店舗で寄付してもらうことで実現します。寄付を受けた食品は、こども食堂やフードパントリーなど、様々な団体やNPOを通じて支援が必要な人々に提供されます。このシステムにより、地域の人々がいつでも参加しやすく、社会貢献が可能となります。2025年8月末時点で明らかにされた統計によれば、全国で4,746店舗がこの取り組みに参加しており、653の協力団体と連携しています。
地域からの期待と感謝
町田市社会福祉協議会の会長、深澤勝氏は、今回の取り組みについて「食支援の必要性は年々高まっており、今回の『ファミマフードドライブ』が地域の支援を充実させることに期待しています。」とコメントしています。食支援を行うことで、特に子供たちや生活に困っている方々への手助けにつながることを信じているとのことです。
ファミリーマートのサステナビリティ推進部長、大澤寛之氏も「町田市での初の取り組みを通じて、地域密着の活動ができることを嬉しく思います」と感謝の意を表しました。
特別コラボレーション:スヌーピーの寄付受付BOX
さらにこのプロジェクトでは、スヌーピーとの特別コラボレーションも行われます。ファミリーマートは、地域フードドライブをより魅力的にするため、スヌーピーの限定デザインの「寄付受付BOX」を町田市内の特定店舗に設置します。この施策は、町田市にあるスヌーピーミュージアムをも巻き込む形で実施され、地域の皆さんが楽しみながら参加できる活動として期待されています。実施期間は2025年9月9日から10月31日までの約2ヶ月間で、設置店舗は以下の通りです:
- - PEANUTS Cafe SNOOPY MUSEUM TOKYO
- - 町田鶴間店
- - 南町田北店
- - 南町田四丁目店
- - 東名町田店
- - 町田成瀬が丘店
全国規模のキャンペーンも実施
ちなみに、この取り組みは町田市だけにとどまりません。全国のファミマフードドライブ実施店舗を対象に食品寄付を行うと、先着1,000名の寄付者にはスヌーピーのオリジナル壁紙がプレゼントされるキャンペーンも同時に行われます。これを機に、全国の地域での食支援や食品ロス削減活動が更に推進されることが期待されています。
このように、ファミリーマートは持続可能な社会の実現に向け、地域への密着しながら、様々な形で貢献する姿勢を見せています。今後もこの取り組みがどのように発展し、多くの人々の生活を支えることになるのか、注目が集まります。