部活動地域展開を革新する「BUKATSU ONE」
株式会社運動通信社が新たに手掛ける「BUKATSU ONE」は、自治体の部活動地域展開を支援するために開発された統合DXソリューションです。2025年10月13日より、全国の地方自治体のパートナーを募ることが発表され、行政の負担を軽減しながら、地域スポーツを持続可能に運営するための新たな一歩が踏み出されます。
唯一無二のワンストップソリューション
「BUKATSU ONE」は部活動に関わる計画、実施、評価の各フェーズをワンストップで支援します。これまで多くの自治体では、部活動に関する業務がバラバラのベンダーのソリューションを通じて行われていましたが、その結果としてデータの統合が困難になり、業務の負担が増すことに直面していました。「BUKATSU ONE」はこれに対抗するべく、すべてのプロセスを一体化し、AIを活用して業務を自動化、最適化することで、行政の負担を大幅に軽減します。
各フェーズの解説
1.
計画フェーズ では、AIを活用して地域クラブやスポーツ団体との連携を設計し、予算計画や補助金申請書を自動生成します。これにより、手間のかかる書類準備から解放され、効率的な計画立案が可能です。
2.
実施フェーズ では、登録された指導者と関連施設のデータを元に、最適なマッチングが行われます。また、契約や勤怠、報酬支払いの管理もクラウド上で一元化され、運営がスムーズに行えるようになります。さらに、練習スケジュールや保護者との連絡もアプリで簡単に運営可能です。
3.
評価フェーズ では、活動データが自動的に集計され、成果報告書が一瞬で作成されます。国や地方自治体への報告もワンクリックで済むため、手間いらずです。これにより、自治体はスムーズに次年度の計画を立てられるようになります。
自治体のパートナーを募集
BUKATSU ONEの実証運用に参加する自治体を広く募るため、2025年10月13日から12月31日までの期間内に申し込みが可能です。この機会に参加することで、最新のDXソリューションを利用する先進的な自治体として注目を集めることができるでしょう。申込フォームは公式サイトで確認できます。
運動通信社の意義
「BUKATSU ONE」は運動通信社の事業創造本部が手掛ける新規事業の一環であり、メディア、スポーツ、AI、クラウドの技術を融合することで、自治体の業務をスマートに解決することを目的としています。代表取締役社長の若村祐介氏は、部活動の地域展開が抱える社会課題に対して、自治体や地域との連携を深めながら解決に向けた取り組みを進めると述べています。
この新たな統合DXソリューション「BUKATSU ONE」は、地域スポーツの振興だけでなく、次世代を担う若者たちの活動を支える重要なプラットフォームとなることでしょう。