大阪天満宮から誕生した新しい濁酒「生糀酒【白丑】」
大阪の伝説的な神社、大阪天満宮で作られた新しいお酒、「生糀酒【白丑】」が2023年8月20日より、天神橋筋商店街2丁目に位置するセレクトショップ「天満天神MAIDO屋」から販売を開始しました。このどぶろく、通称「生糀酒【白丑】」は、御神水「天満天神の水」を使用した特別な濁酒です。
御神水の恵み
「生糀酒【白丑】」は、清酒が誕生するよりも古い平安時代から神聖視されてきた濁酒で、別名「白馬(しろうま)」として親しまれています。この名前は、大阪天満宮にまつわる神事と牛「白丑」から名付けられました。天満宮は菅原道真公が祀られている場所で、毎年行われる天神祭りは、日本三大祭りの一つなのです。
まろやかな軟水を使用
大阪天満宮の御神水は、江戸時代からの名水として知られ、近年、関西大学と商店街のプロジェクトによって復活されました。地下70メートルからくみ上げられるこの水はまろやかで、どぶろくの製造にぴったりです。そして、このお酒の製造には、江戸時代から続く堺の糀屋「雨風」が携わり、無農薬・無化学肥料の「コウノトリ米」とその米を使った糀が使用されています。
生きた糀の力
生糀酒は通常の清酒とは異なり、米粒を取り除くことなく火入れせずに製造されます。このため、完成した後すぐに冷凍保存され、糀の酵素が生きた状態で保たれています。解凍すると、糀の自然な酵素が活性化し、味わい深い微炭酸の飲みやすい酒に仕上がります。さらに、この生糀酒には美容と健康に良い成分が豊富で、腸内環境を整える働きがあるため、免疫力の向上にも役立つとされています。
地元の名産品に育てる意志
「生糀酒【白丑】」は、緊急事態宣言が解除され次第、天神橋筋商店街や周辺の飲食店で提供される予定です。また、飲食店と連携し、このお酒に合う料理の提供や、和菓子、洋菓子、パンなどの新たな商品開発にも力を入れ、地元の名物として定着させたいと願っています。
天神祭りへの寄付
生糀酒【白丑】の購入を通じて、地域や文化への恩返しを大切にしています。実際、販売の一部は毎年行われる天神祭りへの寄付として捧げられ、地域の誇りを守り育てる取り組みの一環となっています。
商品概要
- - 商品名:生糀酒「白丑」(しろうし)
- - 原料:天満天神の水、米糀、コウノトリ米
- - アルコール度数:9%
- - 販売価格:150ml 税込600円、500ml 税込1800円
この生糀酒「白丑」は、飲むことで健康をサポートし、地元の文化を感じることができる特別なお酒です。ぜひ、地元の人々にとって新たな愛される存在になることを願っています。