秋空の下で特別な時間を
愛知県豊橋市で開催される「まちなかアンティークマーケット&ブックストリート」は、普段はなかなか出会えないアンティーク品や心に響く本との出会いを楽しむ、特別なイベントです。今年の開催日は11月1日(土)と2日(日)、両日ともに10:00から16:00までの時間で、まちなか広場をメイン会場として様々なアクティビティが用意されています。
アンティークマーケットの魅力
このイベントでは、愛知県内外から選りすぐりの和骨董、西洋アンティーク、アメリカンビンテージが集まる「アンティークマーケット」が行われます。大豊商店街が主催するこのアンティークイベントは、年に2回行われる人気企画で、毎回約55店舗が出店します。参加者は、趣向を凝らした商品を眺めながら、珍しいアイテムを探す楽しみを味わえます。
本の文化が豊橋をさらに染める
豊橋は、「本を楽しむ文化」が根付いている地域でもあります。市内には長い歴史を持つ書店がいくつか存在しており、2021年にはまちなか図書館もオープンし、民営図書館や個人経営の書店も増加。しかし、豊橋の「本」を―このイベントの重要なコンセプトの1つとなっているのです。今回の「まちなかアンティークマーケット&ブックストリート」では、地域にある書店や出版社、そして作家たちが参加し、物販やイベントを通じて輪を広げていきます。
水上ビルでのブックストリート
アンティークハンティングの後は、水上ビルで開催される「ブックストリートへ」。こちらでは、本や雑貨を扱う様々なお店が出店し、豊橋市外からの特別な出店も期待されています。また、エムキャンパス2階の軒下では、地域で活動する執筆者や文芸サークルの作品を手にすることができるチャンスも。このブックマーケットで、思いが詰まった本やアイデアに満ちた雑貨を見つけることができるでしょう。
まちなか図書館での特別イベント
まちなか図書館では、俳優で作家の松井玲奈さんがゲストとしてやってきて、特別なトークイベントを開催します。松井さんのトークは、創作に関する貴重なエピソードの披露から始まり、参加者の心をつかむこと間違いなし。イベントは二日間にわたって行われ、その間には製本ワークショップや展示も設定されています。
魅力的な製本ワークショップ
特に注目すべきは、製本作家の鈴木敬子さんによる「本づくり講座」です。大人向けと子ども向けの両方を用意し、各自にあった制作体験が用意されています。材料費がかかりますが、手作りの楽しみと合わせて、家族で参加するのも良い思い出になることでしょう。
絵本の中のお菓子作り
さらに、特別な企画として、11月2日には「絵本の中のお菓子作り」というワークショップも開催されます。おにまんじゅうを作る楽しさを体験しながら、親子での思い出を作ることができます。お菓子作りを通じて、子ども達の想像力を広げる絶好の機会です。
秋の心地よい空気の中で、特別な時間を過ごしながら、豊橋の魅力を存分に堪能できるこのイベントに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。素晴らしいアンティークと、心温まる本との出会いがあなたを待っています。