古家再生協議会10周年
2025-11-12 13:11:23

全国古家再生推進協議会、設立10周年を祝う盛大なイベント開催

全国古家再生推進協議会、設立10周年記念イベント開催



2025年11月8日、一般社団法人全国古家再生推進協議会は、大阪中央公会堂にて設立10周年を祝う特別なイベントを開催しました。このイベントには国交省や東大阪市長など、多くの来賓が集まり、午前中には「空き家活用まるわかりフェス」が行われ、午後には記念式典とパーティーが催されました。

来賓の挨拶と記念セミナー



イベントの冒頭では、国土交通省から髙城辰哉氏が挨拶を行い、その後、東大阪市長の野田義和氏からも温かいエールが寄せられました。理事長の大熊重之氏は、協議会の10年にわたる取り組みと、参加者への感謝の意を表し、「空き家活用セミナー 特別版」を実施しました。このセミナーでは、税理士YouTuberのヒロ氏が登壇し、「資産形成における不動産の強み」をテーマに、空き家の活用法を解説しました。ヒロ氏の分かりやすい説明により、多くの参加者が刺激を受けました。

難しい課題に取り組む専門家たち



午後の式典では、空き家再生に顕著な貢献を果たした古家再生投資プランナー17名が表彰されました。また、不動産ジャーナリストの中川寛子氏が、各地域における空き家の具体策や最新動向を共有し、参加者たちは実践に役立つ知識を得ることができました。さらに、全国各地で活躍する古家再生士32名が、自身の地域における再生事例や課題解決のための工夫について発表し、積極的な意見交換が行われました。

10年間の成果と今後の展望



全国古家再生推進協議会は、この10年間で合計2,467棟の空き家・古家を再生し、20,280人の会員を迎えてきました。また、2,196回の物件見学ツアーを実施し、約1万人の参加者を迎えるという成果を上げてきました。大熊理事長は、「この10年で、空き家を資産に変える仕組みが全国に広がってきた。今後の10年は実例を横展開しながら、地域課題の解決と資産形成をさらに進化させていくことを目指す」と述べました。

今後の取り組み



今後、協議会は行政や金融機関、地域団体との連携を強化し、空き家再生モデルの標準化やデータの見える化などを進めていく予定です。また、空き家・古家物件見学ツアーや現地内覧会、そして学ぶ場の拡充を目指します。同協議会では、取材用の写真や登壇者のプロフィール、地域別の再生事例なども用意しており、メディア関係者にはお気軽にお問い合わせを呼びかけています。

全国古家再生推進協議会の取り組みを通じて、空き家問題に対する理解を深め、地域活性化に向けた前向きな動きが今後も続くことを期待します。


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会社情報

会社名
一般社団法人全国古家再生推進協議会
住所
大阪府東大阪市布市町3-2-57
電話番号
072-943-1560

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