地域の未来を考えるためのシンポジウム
2024年11月26日、慶應義塾大学三田キャンパスにおいて、「地域ウェルビーイングとDX」をテーマにしたシンポジウムが開催されます。このシンポジウムは、慶應義塾大学環境情報学部の中澤・大越研究室とSFC研究所地域IoT情報力研究コンソーシアム、そして健康情報コンソーシアムの共催で実施されます。
シンポジウムの背景と目的
近年、地球環境の変動や高齢化の進展など、地域社会はさまざまな課題に直面しています。持続可能かつレジリエントな地域の成長を実現するためには、地域に住む人々のウェルビーイングを維持・向上させることが重要です。本シンポジウムは、デジタルトランスフォーメーション(DX)とそれがもたらす可能性についての理解を深めるために実施されます。
イベントの主な内容
シンポジウムでは、ITやAIが地域のウェルビーイングへの影響についての研究成果が共有され、解決策を見つけるための新たなアプローチが議論されます。具体的には以下のようなプログラムが予定されています。
- - 開会挨拶:中澤仁教授(環境情報学部)
- - 講演内容予定:
- 『2030年の地域ウェルビーイングに向けてDXを加速させるIT/AI技術』
講演者:大越匡准教授
- 『地域保健活動でのデータ利活用について』
講演者:木寅信秀(東日本電信電話株式会社)
- 『寒川町における地域ウェルビーイング/DXの課題と取り組み』
講演者:渡邉陽介(寒川町企画部)
- 『持続可能な地域廃棄物回収システムに関するDX課題』
講演者:陳寅(麗澤大学工学部)
- 『骨粗しょう症検診受診率向上に向けたDX活動』
講演者:本田由佳(慶應義塾大学大学院)
- - ポスターセッション
- - パネルディスカッション:多様な地域ウェルビーイングに向けたDX推進の課題についての意見交換
参加方法
本シンポジウムは無料で、事前登録が必要です。登録はオンラインで行うことができ、どなたでも参加可能です。シンポジウムは午後1時から5時まで、場所は慶應義塾大学三田キャンパス北館ホールにて行われます。田町駅や三田駅からもアクセスしやすく、参加希望者はこの機会をお見逃しなく!
本シンポジウムを通じて、地域の未来に向けた新たなアイデアや視点を得ることが期待されます।
お問い合わせ
お問い合せは、中澤・大越研究室の丸井朱里(メールアドレス:
[email protected])までどうぞ。詳細な情報は慶應義塾大学の公式ウェブサイトでも確認できます。
このシンポジウムが、地域活性化のための重要な一歩となることを願っています。