在宅医療の新展開
2024-03-07 14:11:30

東京都の在宅医療を支える株式会社当直連携基盤の新たな展開

東京都の在宅医療を支える新しい取り組み



東京都による在宅医療推進強化事業が進行中ですが、特に注目すべきニュースがあります。株式会社当直連携基盤が目黒区医師会の夜間および休日の往診支援を開始することが決定しました。この取り組みは、在宅医療の充実を図るための重要なステップであり、地域の医療機関がより円滑に機能することが期待されています。

目黒区医師会との連携


株式会社当直連携基盤は、「Realizing memento mori - いまを生きる、希望をつくる。-」を企業理念に掲げ、在宅医療機関の夜間および休日における往診や看取りをサポートしています。今回、目黒区医師会との提携により、初めての医師会へのサービス提供を行うこととなり、期待が高まっています。これによって、目黒区内の医療機関は、24時間体制での支援を受けられ、患者と家族のニーズに迅速に対応できるようになります。

東京都在宅医療推進強化事業の概要


この事業は令和5年度以降に東京都が取り組んでいるもので、地域における24時間診療体制を構築することを目的としています。往診医療機関との連携を強化し、区市町村とともに医療体制の充実を図っているのです。地域医療を支えるこのような取り組みは、患者にとっても医療関係者にとっても大きなメリットがあります。

当直連携基盤の実績


当直連携基盤は、すでに自社独自の「メディカルバディシステム」を活用し、主治医やご家族、患者の思いを繋ぐ医療支援を行っています。このシステムは2名体制での往診対応を提供し、約1000名の登録医師とともに、過去4年間でおよそ3.8万件の往診と6000名以上の看取り実績を積み上げています。この実績は、首都圏や大阪府、愛知県を含む全国7地域において展開され、280以上の支援医療機関で利用されています。

会社情報と中尾亮太社長のプロフィール


株式会社当直連携基盤は、2018年に設立され、東京都中央区に本社を構えています。実績と経験を活かし、在宅医療の新しいスタンダードを築くべく、地域医療との連携を強化し続けています。

代表取締役の中尾亮太氏は、慶應義塾大学で量子論を研究し、その後ITコンサルティングを経て、医療業界に参入しました。医師の姉と共同でクリニックの設立を果たし、その経験を活かして業界の変革を目指しています。

まとめ


この新たな取り組みは、目黒区における在宅医療の質を向上させ、地域全体の医療体制に大きな影響を与えることでしょう。株式会社当直連携基盤の手腕と、地域医師会との連携が今後の医療サービスにどのように寄与していくのか非常に楽しみです。地域の皆さんには、安心して在宅医療を受けられる環境が整うことを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社当直連携基盤
住所
東京都中央区日本橋本石町3-2-3日本橋オリーブビル9階
電話番号
03-6666-9277

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