JALが「D&I AWARD 2024」で最高評価受賞
2024年12月18日、株式会社JobRainbow主催の「D&I AWARD 2024」において、JAL(日本航空)が4年連続で最高評価の「ベストワークプレイス」に認定されました。このアワードは、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に積極的に取り組む企業を表彰する日本最大のイベントであり、JALは従業員数3001名以上の企業部門でも「D&I AWARD賞」を受賞しました。
D&I AWARDの評価基準とは?
「D&I AWARD 2024」は、企業のダイバーシティスコアを基にして評価されます。具体的には、ジェンダーギャップやLGBTQ+、障がい、多文化共生、育児や介護の5つの項目から算出されるスコアによって、企業は4つのランク(ビギナー、スタンダード、アドバンス、ベストワークプレイス)に分けられます。この中で、特に優れた取り組みを行っている企業は、さらに5つの部門で選出され、D&I AWARD大賞やD&I AWARD賞が授与されます。
JALの取り組みはどのように評価されたのか?
JALの評価ポイントは以下の通りです。
1.
DEIを経営戦略の柱に
DEIは企業戦略の重要な一部に位置づけられ、女性だけでなく、あらゆる多様性を受け入れる取り組みが評価されました。特に、社員一人一人の幸せと企業理念の実現を目的として、DEIを推進しています。
2.
具体的な取り組み
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ジェンダーギャップ解消の施策
JALは、航空業界でのジェンダーギャップ解消に向けた具体的な施策を実施しています。たとえば、機内や空港でのアナウンスをジェンダーニュートラルな表現に統一しました。
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障がいのある社員のインクルージョン
障がい者の労働条件を段階的に改善し、より多くの障がいのある社員が働ける環境を整えています。また、社員同士の障がいへの理解を深める取り組みも行われています。
JALグループは、今後も多様な人材がその個性と能力を最大限に発揮できる環境を整え、DEIの推進を続けていく意向を表明しています。そして、新たな価値創造に挑戦する企業であり続けるため、各種施策を通じて、誰もがいきいきと輝ける社会の実現に寄与していくことでしょう。
まとめ
JALの4年連続での「ベストワークプレイス」認定は、企業としての多様性への真摯な取り組みの結果です。企業が社員の幸福度を大切にし、真に多様性を受け入れる姿勢を持つことは、他の企業にとっても良い手本となるでしょう。これからのJALのさらなる進化に期待が高まります。