遠隔接客サービス「RURA」がグローリーと資本業務提携!人手不足解消に向け連携強化
タイムリープ株式会社は、遠隔地から店舗での接客を可能にするサービス「RURA」の事業拡大のため、グローリー株式会社と資本業務提携を行いました。
今回の提携は、2022年3月に両社が締結した業務提携契約を基盤に、より強固な協力体制を構築することを目的としています。グローリー社の顧客からの「RURA」に対する高い評価を受け、資本業務提携に至ったとのことです。
両社は、この提携を通じて金融業界やサービス業における省力化・省人化を支援し、深刻化する人手不足問題の解決に貢献していくことを目指しています。
グローリー株式会社 執行役員 国内カンパニー長 高田 芳宏 様 コメント
「当社のお客様はリアル店舗チャネルを大切にされているため、コロナ禍においてはテレワーク等を実施できない環境下でした。その様な状況の中で人手不足という社会課題に直面しており、その解決策としてセルフ化ソリューションに取り組んでおりました。そんな時にタイムリープ社のRURAと出会い、セルフ化での課題解決にとても役立つと感じて業務提携をさせていただきました。展示会等での出展で、RURAを活用したセルフ化ソリューションはお客様からの評価も高く、金融・小売を中心に様々なマーケットで活躍していくと信じています。タイムリープ社の遠隔接客に、当社デバイスの遠隔操作を結合させて、人手不足という社会課題の解決に向けてさらに関係を強化していきたいと思います。」
タイムリープ株式会社 代表取締役CEO 望月 亮輔 コメント
「グローリー様とのより強力なパートナーシップを結べたことに心からワクワクしています。グローリー様とはパートナーとして2年以上のお付き合いをさせていただいています。その間、役員・社員の皆様ともたくさん関わる機会をいただき、事業面でのシナジーだけでなく組織としてのシナジーを確信させていただきました。
同社が長きに渡って培われてきたものづくりのご知見を、スタートアップで若いメンバーが中心の我々の組織に注入していただくことで、よりクライアントの皆様のお役に立てるようなRURAの開発に繋げていきたいと考えております。」
「RURA」とは
「RURA」は、インターネットを通じて店舗の接客を遠隔地から行うことができるサービスです。対応スタッフが画面に表示される対面接客や、アバターを通しての接客などを選択できます。少人数で多拠点の接客ができる点が大きな特徴で、約30店舗の受付を3名で実施している例もあるとのことです。
接客の一部を自宅など遠隔地から行うことで、新型コロナウイルスへの感染対策はもちろんのこと、店舗運営の効率化や、接客業における新しい働き方の実現が可能となります。
タイムリープ株式会社について
「最も大切なことに時間を使える世の中を実現する」をビジョンに掲げ、遠隔接客サービス「RURA」を提供しています。
グローリー株式会社について
認識・識別技術とメカトロ技術をコア技術に多様な決済手段をお客様に提供しており、さまざまなソリューションを世界100カ国以上の金融機関や流通店舗などに展開しています。
まとめ
今回の資本業務提携により、「RURA」は更なる事業拡大が期待されます。両社の技術力とノウハウを融合することで、人手不足という社会課題の解決に大きく貢献する可能性を秘めていると言えるでしょう。今後の展開に注目です。