環境への配慮と新たな挑戦
栃木県足利市に位置する
石塚工業株式会社は、70年以上にわたりプラスチック製品を手掛けてきた中小企業です。この度、同社は自社ブランド「Repla」(Recycle×Plastic)を立ち上げ、再生素材を使用した製品の販売に乗り出しました。まずはその第一弾として、再生プラスチックを用いた
ゴルフティーを発表しました。
ものづくりへの新たな視点
長年にわたり、プラスチック製品の下請けとして数多くの製品を製造してきた石塚工業。しかし、これまでオリジナル製品に欠けていた同社は、持続可能な社会を実現するための一歩を踏み出すことを決意しました。プラスチック製品に対する批判が高まる中、社内では「脱プラスチック」という意識が芽生え、それでもプラスチック自体の価値を見直していく姿勢が求められていました。
その結果、同社が注目したのが「再生プラスチックの活用」です。自社工場から排出される廃棄材料をリサイクルし、新しい製品として積極的に展開することが、持続可能な社会への貢献と認識されたのです。特に注目されたのは、
唯一無二の色合いという特性を生かした新たな製品化の可能性でした。
Makuakeでの先行販売
新ブランド「Repla」のローンチに伴い、第一弾製品である再生プラスチック製のゴルフティーは、クラウドファンディングサービス「Makuake」で先行販売されています。このプロジェクトは、2023年5月15日から6月29日までの間に実施され、環境に配慮した製品作りを推進する活動として注目を集めています。
Makuakeページでは、「創業74年。プラスチックの町工場が本気で作った、環境に優しいゴルフティー」という名前で承認され、その製品に対する多くの関心が寄せられています。受け取った資金は、さらなる製品開発や生産拡大に活用され、持続可能な事業の拡充に向かいます。
環境への貢献への取り組み
石塚工業の代表取締役である
小柳健二氏は「脱プラスチック」の流れの中で、プラスチック製品の必要性が完全には消えないことを強調しています。企業としての責任を果たすためには、環境に優しい方法での製造が不可欠であると述べています。また、持続可能な社会を実現するためには、消費者の意識も変わる必要があるとも考えています。
今後も石塚工業では、再生素材を用いた製品を中心に、環境への負担を軽減しつつ、日々の生活を豊かにする商品開発に取り組む方針です。持続可能な社会の実現に向けた彼らの挑戦は、これからのプラスチック業界における一つのモデルケースとなることでしょう。
会社概要
- - 社名:石塚工業株式会社
- - 本社所在地:栃木県足利市問屋町1177-5
- - 代表取締役:小柳健二
- - 事業内容:プラスチック製品製造業
- - 設立:1949年
- - 公式HP:石塚工業