昼夜で楽しめる新しい天体観測体験を提供する望遠鏡「フェニックス」
株式会社サイトロンジャパンが2024年10月31日に発売を予定している新商品Hα太陽望遠鏡「フェニックス」は、昼間は太陽観測、夜間は一般的な天体観測を楽しむことができる画期的な2in1望遠鏡です。すでに10月22日から予約受付が始まっています。
フェニックスの特長
Hα太陽望遠鏡モード
フェニックスの最大の魅力は、昼間の太陽観測です。特に、Hα線を利用して太陽のプロミネンスや他のダイナミックな現象を観察できます。40mm径エタロンフィルターとブロッキングフィルターを搭載しており、半値幅0.6Å以下の狭帯域で透過するため、クリアで高コントラストの太陽像を楽しむことができます。また、翻訳された波長を調整する機能もあり、自分好みの観測をすることが可能です。
アイピースは焦点距離5〜16mmのズーム式が付いていて、倍率は25倍から80倍まで調整できます。さらに、スムーズな動作を実現したクレイフォード式のフォーカサーも備わっており、初心者でも簡単にピント調整ができるのが特徴です。フォーカサーは任意の角度に回転できるため、観測しやすい位置に調整することが可能です。
安全に太陽を観察するためのソーラーガイドが装備されており、視覚的にも楽しめます。さらにスマートフォンアダプターも付属していますので、観測した内容を簡単に写真として記録できます。お手持ちのSky-Watcherソーラークエストマウントと組み合わせることで、自動導入や追尾も実現できます。
天体望遠鏡モード
夜間には、フェニックスを天体望遠鏡として使用することができます。口径80mm、焦点距離400mmのマルチコーティングアクロマートレンズを採用しており、多様な天体、すなわち月、惑星、星雲、星団、銀河などの観察が可能です。
太陽観測モードのエタロンフィルターユニットを取り外し、天体観測用にソーラーダイアゴナルを天頂ミラーに換装することで、夜空を楽しむことができます。ズームアイピースも共通で利用でき、25倍から80倍まで自由に倍率を調整できます。特に、夜空の星々を鮮明に捉えることができるのが、この望遠鏡の特長です。
注意点と仕様
太陽観測は、必ずHα望遠鏡モードで行ってください。天体望遠鏡モードでの太陽観測は非常に危険ですので、使用上の注意をしっかり守ることが重要です。特に未成年者など、使用方法を熟知していない方が単独で使用しないよう注意が必要です。
主な仕様:
- - 太陽望遠鏡モード: 口径40mm、焦点距離400mm、倍率25〜80倍
- - 天体望遠鏡モード: 口径80mm、焦点距離400mm、倍率25〜80倍
- - 重量: 約2.2kg(アイピース含む)、約1.7kg(天体モード時)
製品概要
- - 商品名: フェニックス
- - 希望小売価格: オープン価格
- - 予想市場価格: 税込16万円前後
- - 発売日: 2024年10月31日
- - 予約受付開始日: 2024年10月22日
この斬新な望遠鏡「フェニックス」を活用し、昼夜を問わず、宇宙の壮大さを体験してみてはいかがでしょうか?
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株式会社サイトロンジャパン
お客様相談室TEL:03-6908-3116