国営海の中道海浜公園で咲き誇る熱帯性スイレンの魅力
残暑の季節、福岡県福岡市東区に位置する国営海の中道海浜公園のフラワーミュージアムでは、美しい熱帯性スイレンが見頃を迎えています。この時期、夏の終わりから秋へと移りゆく風情を感じさせる花々が咲く中、特に注目すべきは、温暖な気候を好む熱帯性スイレンです。
熱帯性スイレンとは?
熱帯性スイレンは、その名の通り主に熱帯地域を原産とするスイレンで、紅紫色、青紫色、黄色といった多様な花色が特徴です。日光を浴びて輝く花弁は見る者を魅了し、その姿はまるで絵画のようです。特に、水面に映り込む花々の姿は幻想的で、訪れる人々に癒しのひとときを提供します。
このフラワーミュージアムでは、140株の熱帯性スイレンが育てられており、9月下旬までの期間中に様々な品種が楽しめます。それぞれの品種は個性豊かで、夜に咲くものや香りのあるものもあり、訪れるたびに新たな発見があります。
他の花々も見逃せない
熱帯性スイレンの他にも、秋の七草の一つ「オミナエシ」や、個性的なフォルムが人気の「トサカケイトウ」など、色とりどりの花々が公園を彩っています。オミナエシは高さ1メートルの茎に無数の黄色い小花を咲かせ、秋の風情を感じさせる一方、トサカケイトウはその名の通り、トサカのような形が愛らしく、来園者の目を引きます。
国営海の中道海浜公園の魅力
国営海の中道海浜公園は、博多湾と玄界灘の2つの海に囲まれた砂州状の地形にあり、広大な敷地には四季折々の花々が楽しめるスポットが点在しています。また、動物の森ではカピバラやカンガルー、リスザルなど、可愛い動物たちと触れ合うこともでき、家族連れやカップルにとっても魅力的な場所と言えます。
さらに2022年には、新たな滞在型レクリエーションエリア「光と風の広場」がオープンし、訪れる人々にさらなる楽しみを提供しています。ここではリラックスしながら自然を満喫することができるでしょう。
公園の詳細情報は公式ウェブサイトに記載されており、最新のイベント情報やアクセス方法も確認できます。ぜひ、残暑を彩る美しい花々を楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか。