SecurityScorecard進出
2021-08-03 10:00:06

SecurityScorecard、日本市場進出でサイバーセキュリティの新たな地平を拓く

SecurityScorecardの日本市場進出



サイバーセキュリティにおいて新たな動きを見せているのが、SecurityScorecardです。2013年に設立された同社は、今や16000以上の組織へのサービス提供を行い、セキュリティリスク管理の重要な存在となっています。特に、最近のNewsでは日本市場への本格的な進出が発表され、多くの関心を集めています。

日本法人設立の背景



SecurityScorecardは、グローバルなサイバーセキュリティ市場において、日本の重要性を認識し、日本法人を設立しました。最高経営責任者(CEO)のAleksandr Yampolskiy氏は「自社や取引先のセキュリティ態勢を外部からスコアとして定量的に評価する企業が少ない」と述べ、特に日本企業のセキュリティ環境を攻撃者の視点から評価し、脆弱性を探ることが重要だと強調しています。

さらに、SecurityScorecardは現地のニーズに応じたサービス提供を目指しており、パートナー企業と協力して日本市場でのセキュリティリスクレーティングサービスの展開を進めていく予定です。

藤本大社長の役割



SecurityScorecardの日本法人の代表取締役社長である藤本大氏は、以前にはNTTグループやファイア・アイ株式会社での豊富な経験を持ち、今回の日本市場進出に際して重要な役割を果たします。彼は「新しいカテゴリのセキュリティソリューションを提供することが、サプライチェーン全体のセキュリティ向上に寄与する」と語っています。

SecurityScorecardの技術



SecurityScorecardの特許取得済み技術は、サイバー攻撃のリスクを定量的に評価するSaaS型サービスとして、企業が利用できるように設計されています。主な特徴としては、様々な脅威情報をもとに、独自のアルゴリズムを使ってリスクの状態を算出し、業界平均と比較できる点があります。これにより、企業は自社のセキュリティリスクを把握し、必要な対策を立てやすくなります。レポートは日本語で提供され、日本市場への適応性も高いといえるでしょう。

このサービスの有効利用例には、企業のセキュリティ態勢のセルフチェックや、取引先のリスクを定期的に把握することが含まれています。また、経営層に向けたレポート作成や企業買収前のデューデリジェンスにも活用されることが期待されています。

まとめ



SecurityScorecardの日本法人設立は、企業が直面するサイバーセキュリティのリスクを軽減する新たな取り組みを意味します。藤本社長のリーダーシップのもと、SecurityScorecardは日本市場での認知度を高め、企業のセキュリティ態勢を強化することが期待されています。これからの展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
SecurityScorecard株式会社
住所
東京都千代田区丸の内一丁目1番3号
電話番号

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