NHNテコラス、Google Cloud向けの新たなセキュリティ診断サービスを発表
NHNテコラス株式会社(東京都港区、代表取締役社長:白倉章照)が、同社のクラウド総合支援サービス「C-Chorus」内で、Google Cloudを利用する企業向けに新たなセキュリティ診断サービスを提供開始したと発表しました。これにより、現在7,000を超える契約を誇る「C-Chorus」がさらに強化されます。
サービスの背景
昨今、中小企業からスタートアップまで、クラウドの導入は急速に進んでいますが、その一方でクラウド特有のサイバーインシデントも増加しています。設定ミスや脆弱性に起因する攻撃が多発し、情報漏洩やマルウェア感染のリスクが高まっています。このような課題に対応するため、NHNテコラスは新たなセキュリティ診断サービスを導入しました。
このサービスは、インフラ、アプリケーション、さらにはプラットフォームにおいても幅広く診断を行い、発見された問題点に対する改善提案を提供することを目的としています。これにより、潜在的なセキュリティリスクを低減し、企業の安全性を向上させることを支援します。
提供するサービスの内容
サービスは以下のような内容を含んでいます。
認証と権限管理を見直し、過剰な権限や不要なサービスアカウントの調査を行います。
不適切なアクセス許可や公開されているバケット、ファイアウォールの設定不備をチェックします。
OSやミドルウェアの設定ミスや脆弱なパスワードの使用を検出します。
認証・認可の設定やSQLインジェクションなどの脆弱性を探ります。
このように、多角的に診断を行うことで、企業のクラウド環境を安全に保つ手助けを行います。
実践的なセミナーも開催
加えて、NHNテコラスはこのサービスに関連する実践セミナーを開催します。このセミナーでは、実際のサイバー攻撃事例やアプリの脆弱性について学ぶことができ、自社に潜むリスクを理解することが可能です。セミナーはオンライン形式で行われ、2025年9月18日(木)の16:00から17:00の予定です。
セミナーでは、NHNテコラスのエンジニアリング本部から専門家が登壇し、具体的なリスクとその対策について詳細に解説します。参加者は、自社のクラウド環境におけるセキュリティ対策の重要性を再認識できる良い機会です。
NHNテコラス株式会社について
NHNテコラスは、クラウド総合支援サービス「C-Chorus」を中心に、データセンターとクラウドの導入・運用、さらには生成AIやデータ活用などの先端技術を手掛けるプロバイダーであり、日本国内でも数少ないクラウド最大手のAWSやGoogle Cloudと最上位パートナー関係を結んでいます。
公式情報のチェック
詳細なサービス内容やセミナーのお申し込みは、NHNテコラスの公式サイトや「C-Chorus」のページにて確認できます。
公式サイト
C-Chorusページ
企業がますますデジタル化する現代、クラウドセキュリティは企業経営において重要な課題です。安定したビジネス運営のためにも、是非この機会にサービスを利用し、自社のセキュリティ対策を見直してみてはいかがでしょうか。