株式会社岡部が挑む!次世代遊具開発で未来を育む
北陸地方、富山県の総合建設業を営む株式会社岡部は、遊びを通じて子どもたちの成長を支援するために、革新的な遊具の開発に取り組んでいます。この新たな試みは、教育現場で注目されているSTEAM教育の考え方を遊具に取り入れることで、子どもたちの学ぶ力や創造力を育むことを目指しています。
STEAM教育とは?
STEAM教育は、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics)の5つの分野を統合し、相互に関連性を持たせながら学ぶ教育方法です。このアプローチは、子どもたちに問題を発見し解決する力を養わせるものであり、文部科学省も積極的に推進しています。この教育の理念を遊具に反映させることで、遊びの中から知識やスキルを育む環境を提供しています。
遊具の導入実績
2023年度までに、岡部は国内で最大規模となる1,000m²を超える室内ネット遊具を導入しました。また、全国各地で300件以上の遊具を設置し、お客様から高い評価を受けています。これにより、岡部は遊具メーカーとして、世界で活躍する人材の育成に寄与しています。
プロジェクトの推進パートナー
岡部はとは、さまざまな専門家との産学協同研究プロジェクトを展開しています。心理学者や教育学者、医学の専門家と協力し、子どもの発達に寄与する遊具の開発を目指しています。また、有賀三夏氏(金沢大学講師)や下郡啓夫教授(函館工業高等専門学校)の協力を得て、ハーバード大学の多重知能理論を活かした遊具開発やSTEAM教育の考え方を取り入れた研究にも力を入れています。
遊具が持つ本当の価値
岡部が捉える遊具の価値は、子どもたちが自発的に発見し、創造する力を養うことにあります。しかし、現実には安全性が重視されすぎて、本来の楽しさが失われてしまっていることが多いと指摘します。そのため、岡部は遊具を通じて子どもたちのコミュニケーションを促進し、未来の可能性を広げる空間の創出に挑んでいます。
子どもたちの未来を支える
子育て支援や教育現場での役割を明確にし、岡部は新たな遊具の価値を社会に広めることを目標としています。遊びの楽しさを取り戻し、子どもたちの成長を見守ることで、未来の可能性を最大限に引き出す企業としての使命を果たしています。
株式会社岡部の概要
株式会社岡部は、1943年に設立され、総合建設業と遊具メーカーという二つの顔を持つ企業です。社員一人ひとりの成長が会社の成長に繋がると考え、教育制度や人事制度を重要視しています。若手技術者が多く在籍し、会社の活力を高めています。これからも、岡部は子どもたちの笑顔をつくる空間を創り続けていきます。