東京の眺望と宮崎焼酎のマリアージュを楽しむ
東京エディション虎ノ門31階にあるLobby Barでは、2024年9月15日まで、宮崎焼酎を使った創作カクテル「MIYAZAKI Shochu Cocktails」を展開しています。
このカクテルは、シニアバーディレクターの齋藤秀幸氏が、アメリカのバーテンダーと共に宮崎の焼酎蔵を訪れ、実際に焼酎造りを体験したことから生まれたものです。麦畑での作業や、芋を磨く工程など、蒸留までのプロセスを目の当たりにした齋藤氏は、そこで出会った人々やカルチャーからインスピレーションを受け、その時の五感を刺激した世界観をカクテルで表現しました。
宮崎焼酎の魅力を五感で味わう
「MIYAZAKI Shochu Cocktails」では、柳田酒造、黒木本店、京屋酒造、渡辺酒造、霧島酒造の4つの焼酎蔵の個性豊かな焼酎が使用されています。それぞれの焼酎の特徴を捉え、齋藤氏の独自の視点で解釈された物語性の高いカクテルは、まさに「飲む物語」と言えるでしょう。
例えば、「宮崎ロゼパロマ」は、柳田酒造の「千本桜」を使った、宮崎の陽気な人々とメキシコのパロマを繋いだカクテルです。柳田酒造の蔵元が、いつか娘が蔵を継いだ時のことを考え、工夫を凝らしているエピソードから、フェミニンな印象を持つローズレモネードを合わせたとのことです。
天空のジャングルで味わう贅沢な時間
緑溢れる「天空のジャングル」と呼ばれるLobby Barは、東京湾と東京タワーを一望できる開放的な空間です。昼は陽光が差し込み、夜は煌煌と輝く夜景が楽しめるロマンチックな雰囲気の中で、こだわりのカクテルを味わえます。
東京エディション虎ノ門のLobby Barで、宮崎焼酎を使った創作カクテルをぜひご堪能ください。
メニュー例
宮崎ロゼパロマ: 千本桜、テキーラ、スイカ、アーモンド、オレンジリキュール、ローズレモネード
杏子と生姜のペニシリン: ほろる、アプリコットリキュール、ジンジャー、シトラス、メスカル
香気なピスコサワー: 闇 くらやみ、ピスコ、アマーロ、文旦スピリッツ、シトラス、卵白
焦がしネグローニ: 万年星、ウイスキー、カンパリ、リレ ブラン、エンピリカル アユーク、アマーロ
* 黒木さんのエスプレッソマティーニ: 山猿 銅釜蒸留、ウオッカ、エスプレッソ、カカオ、アガベ
※上記はメニューの一部です。
齋藤秀幸氏について
齋藤秀幸氏は、ロンドン、ニューヨーク、東南アジア、中東と世界でバーテンダーとして活躍し、ソーホーハウスやWホテルなど、各地のカクテルバーやホテルでビバレッジプログラムの監修を務めてきました。2017年のカクテルコンペティション「バカルディーレガシー」では世界トップ8入りを果たすなど、その実力は高く評価されています。
現在は、東京エディション虎ノ門と東京エディション銀座でシニアバーディレクターとして、バー全体を統括しています。