NTT東日本のSalesforce活用ワークショップ
株式会社セラクCCCが提供する「Salesforceワークショップ支援サービス」は、NTT東日本が抱えるデータドリブン文化の定着において重要な役割を果たしています。このワークショップは、単なる概念の伝達ではなく、現場で直ちに活用できる具体的な管理手法を学ぶことを目的としています。
NTT東日本は、通信インフラ事業が成熟した時期に新たな成長を模索しています。「地域循環型社会の共創」を掲げ、従来のビジネスモデルからソリューション提案型への移行を図っています。この変革にはデジタルトランスフォーメーション(DX)が不可欠であり、その一環としてSalesforceを導入しましたが、活用度のばらつきが課題となっていました。
特に営業マネージャー層において、情報の蓄積とその価値に対する実感が乏しく、活用の進捗が停滞していたのです。具体的には、投入率が40%に留まるなど、業務の効率化に向けた道のりは険しかったと言えます。このような状況を打破するため、セラクCCCは実践的なアプローチを取ることに決めました。
実践的ワークショップの内容
このワークショップは、参加者が納得し、かつ実行に移せる具体的な内容に焦点を当てています。セラクCCCの営業チームが実施したこのワークショップでは、まず参加者が日常業務で直面している課題を共有し、具体的なシナリオをもとにSalesforceを活用した解決策を練っていきます。急速に変化するビジネス環境の中で、現場主導のデータ活用事例を創出するための支援が行われています。
この結果、前年比でKPI項目の投入率が40%から80%に向上し、参加者の意識が大きく変わるなどの成果が見られました。特に、自主的に資料を活用する1on1の取り組みが活発化し、データドリブン営業が根付く兆しが見えています。
さらなる展望
セラクCCCのSalesforce活用コンサルタントは言います。「ワークショップを機に、Salesforceの活用は現場の文化として少しずつ根づき始めています。今後もNTT東日本様の変革を支えるため、現場に寄り添った支援を続け、外部視点からのフィードバックや最新の知見を提供し続けていきます。」
NTT東日本にとって、このワークショップは単なる業務改善の手法ではなく、組織文化そのものを進化させるきっかけとなりました。今後のさらに進化したデータ利活用ビジネスは、地域や社会にどのような影響を与えていくのか、非常に注目されるところです。
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会社概要
株式会社セラクCCCは、Salesforce製品の活用を支援し、クラウドシステムの運用と定着化をサポートする企業です。東京都新宿区に本社を置き、約400名以上の専門スタッフが500社以上のクライアントに対して高品質なサービスを提供しています。私たちが掲げるCCCは、『Contribute Customer Continue』の略であり、顧客や社会の発展に寄与することを目指しています。