抹茶専門カフェ「抹茶ロースタリー®」本館が宇治にオープン

抹茶専門カフェ「抹茶ロースタリー®」本館オープン

2023年7月15日、京都府宇治市に新たな抹茶専門カフェ「抹茶ロースタリー®」本館が誕生します。このカフェでは、特製の「ロースト抹茶」を使用したドリンクやスイーツを提供し、抹茶の新たな魅力を引き出します。

これまでにも「抹茶ロースタリー®」として知られる離れカフェが先行オープンしており、こちらでは焙煎によって苦味を抑えたまろやかな抹茶の味わいが好評を博しています。今回の本館オープンにより、その体験はさらに広がります。

こだわりのロースト抹茶

新たに提供されるロースト抹茶の特徴としては、焙煎により抹茶本来の風味を引き立たせ、香ばしさを加えています。多くのお客様からは、「ほうじ茶の香りが感じられる」との声も上がっており、特に、その香りと味わいが同時に楽しめる点が評価されています。ドリンクメニューにはホット、アイスに加えてストレートの常温飲料もあり、幅広い選択肢が用意されています。

カフェの規模とデザイン

本館は2階建ての40席を備え、以前の離れカフェに比べて広々とした空間を実現しました。外観は宇治市の伝統的な町家を模して設計されており、自然素材を生かした内装が魅力的です。設計を手がけた寺川徹氏は、海外の建築学修士号を持っており、和と洋の融合を体現した魅力ある空間を創り出しています。

また、正面にはテイクアウトウィンドウも完備しているため、気軽にロースト抹茶を楽しむことができるのも嬉しいポイントです。

創作メニューの登場

新たに加わるメニューには、ロースト抹茶を使用したスムージーやブレッドプディング、カラフルな野菜サンドイッチ、さらにはしっとりとしたチキンサラダなど、見た目にも楽しいブランチメニューが揃っています。これらのメニューは、栄養が豊富な食材を使用し、健康を意識した内容です。

ECサイトでも楽しめるロースト抹茶

カフェのオーナーである梶均氏は、自らECサイトやモバイルオーダーサイトの構築に貢献しています。サイトでは、約80ものロースト抹茶レシピを公開しており、自宅で楽しむための専用パウダーやシェイカーも購入可能です。こうした取り組みは、宇治から世界に向けた新しい抹茶文化を広める一環として位置付けられています。

ロースト抹茶とは？

ロースト抹茶は、従来の抹茶に焙煎感を加えた新しいお茶です。特に碾茶の一番茶をじっくりと焙煎し、その後伝統的な石臼で細かく挽いています。このプロセスにより、抹茶のコクを損なうことなく、口当たりの良い滑らかさを持つドリンクとして提供されます。

まとめ

「抹茶ロースタリー®」本館のオープンにより、宇治はますます魅力的な観光地として注目を集めることでしょう。抹茶をこよなく愛する方々や新しい味に挑戦したい方々にとって、ぜひ訪れてみたいスポットとなることでしょう。公式ウェブサイトには最新情報が掲載されており、メニューの確認やオンライン注文も可能です。

カフェの住所は京都府宇治市宇治妙楽146番地で、JR宇治駅からは徒歩7分です。営業時間は午前10時から午後5時30分までです。ぜひこの機会に、宇治の新しい抹茶文化を体験してみてはいかがでしょうか。