女性のキャリア変革を支えるCOREが資金調達を実施
働く女性向けのコミュニティSNS「CORE」を運営する株式会社CORE(本社:東京都港区、代表取締役:尾崎莉緒)は、最近、East Venturesや株式会社コロプラネクスト、株式会社ANOBAKAなどのベンチャーキャピタルから、また個人投資家からも資金を調達したことを発表しました。この資金調達は、今後の事業の拡大を目指すものです。
構造的課題を抱える女性たち
東京都における女性の管理職比率は2025年には11.9%に達する見込みですが、これは世界の平均と比べて遅れをとっている状況です。女性がキャリアを維持する上での障害として、労働条件の悪さや職場の人間関係の悩みが挙げられています。特に、女性が退職する理由の多くが「労働時間や休日の不満」であり、キャリアの選択肢が狭いという構造的な問題が顕著です。
COREは、これらの課題を解決するために、働く女性同士が出会い、共感し合い、支え合える基盤を作りたいと考えています。
コミュニティの力でキャリアを後押し
COREの目的は、働く女性に“本音でつながり、共に成長できる”環境を提供することです。オンラインプラットフォームを中心に、毎月のテーマ別イベントを通じて登録ユーザーとの交流を図ります。イベントの再来率は35%以上と高く、多くの参加者が「ここがあるから頑張れる」と感じています。これにより、参加者は新たな挑戦に前向きになるきっかけを得ています。
起業や独立、妊娠や出産に向けた準備、マネー投資、転職の選択肢など、多様なライフステージに合わせた支援が行われています。これらは、実際に行動変容をもたらし、女性たちの新しい挑戦を促しています。
今後の展望と資金調達の目的
今回の資金調達を通じて、COREは2つの主な柱を強化します。一つは、当事者の行動変容を生むためのコミュニティ支援、もう一つは新たなキャリア選択肢との出会いを提供するキャリアマッチング支援です。コミュニティ体験の質をさらに高め、キャリア支援サービス「CORE.Works」のサポート範囲も拡張していく予定です。
COREは、女性たちが挑戦を諦めず、高いキャリアを目指せる社会づくりを目指しています。各方面からの支援を受けながら、女性が共に成長し合える環境の構築に力を入れていきます。
投資家の期待
今回の投資に参加した東ベンチャーズの大柴貴紀氏は、コミュニティが人を成長させる重要性を強調。また、OUTの葛西飛鳥氏は、高市早苗氏の就任が女性の社会進出にプラスに働くと述べ、COREが構築するインフラによる変化の期待を寄せています。
COREが目指すのは、女性が自らのキャリアを積極的にデザインできる社会の実現です。これからも多くの女性に新たな挑戦を提供し、共通の価値観を持った仲間との出会いを通じて、これまで以上に多くのチャンスを提供していく予定です。
お問い合わせ
COREに興味がある方は、公式ウェブサイトを訪れてみてください。次世代の女性リーダーを育てるために、引き続き取り組んでいきます。