高齢者の防災サポート
2024-12-09 14:22:59

高齢者世帯の防災サポート状況を探るアンケート結果と実態

離れて暮らす高齢者への防災サポート実態



近年、自然災害のニュースが増える中、特に高齢者世帯への防災サポートの重要性が高まっています。2024年には能登半島地震や南海トラフ地震の臨時情報が発表され、豪雨による被害も報じられました。このような背景の中、離れて暮らす高齢の家族や親戚の防災準備が気になる方も、多いのではないでしょうか。

そんな折、39都道府県でホームセンターを展開するDCM株式会社は、大都市圏の9店舗に来店されたお客様を対象に、「離れて暮らす高齢者世帯への防災サポート状況」についてのアンケート調査を実施しました。この調査結果を通じて、現状の防災サポート状況を皆さんにお伝えします。

1. 離れて暮らす高齢者世帯への防災サポート状況


今回の調査では、離れて暮らす高齢者(65歳以上)世帯に対する防災サポートが十分に行われていないことが明らかになりました。実に61%の人が、「サポートを行っていない」と回答しています。

2. これまで取り組まれた防災サポートの内訳


防災サポートを行っていると答えた39%の人に、どのようなサポートを行ったかを尋ねた結果、最も多く見られたのは緊急避難先の確認でした。しかし、この割合も2割以下にとどまり、全体の防災サポートの進捗が遅れていることが分かります。

(1)避難所への避難


避難所へのサポートに関しては、ハザードマップや避難経路の確認を行った方は約13%。必要な持ち出し品や支援要請に関する準備も進んでいない状況です。

(2)自宅避難


自宅避難に関するサポートでは、非常用飲料や食料の準備については約15%、トイレや灯りの準備は約10%にとどまっています。

(3)災害時の身を守る


家具の固定や電化製品の安全対策については、サポートが必要な高齢者も多い中で平均6.5%しか進んでいないことがわかりました。

3. 防災サポートを行う時期


防災サポートを行う時期として、年末年始の帰省時や連休を利用する方が約2割でした。多くの人が自然災害を機にサポートを行っている一方で、計画的な備えが足りないことが懸念されます。

4. 防災用品の購入先


防災用品の購入先として、約40%の人がホームセンターを選択しました。ここの商品が充実しているため、1ヶ所で必要なものがそろうという理由が挙げられています。

5. 防災用品をホームセンターで購入する理由


ホームセンターを選ぶ理由として、約70%が「様々な商品が揃っていて、1店舗で購入できる」ことを挙げています。また、新しい防災用品に出会える場としても重宝されているようです。

この調査を通して、離れて暮らす高齢者への防災サポートがますます重要であることが浮き彫りになりました。年末年始の帰省時には、ぜひ家族で防災対策について話し合うことをおすすめします。


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会社情報

会社名
DCM株式会社
住所
東京都品川区南大井6-22-7大森ベルポートE館
電話番号
03-5764-5211

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