NPO法人eboardがForbes JAPANに選出
NPO法人eboard(イーボード)が、Forbes JAPANの2025年12月号において「ソーシャルR&Dを実装するNPO50」に選ばれました。この名誉ある選出は、社会課題解決に向けた取り組みが評価された結果です。
ソーシャルR&Dとは
社会課題がますます多様化し、深刻化している現代。特に気候変動や貧困、社会的不安など、解決が求められる課題は山積しています。このような中で、eboardが選ばれたのは、「政府や市場が見過ごす問題に立ち向かうNPO」としての役割が認められたからです。特集では、アドバイザリボードの推薦を基に、選ばれた団体が紹介されます。
「学びをあきらめない社会」を目指して
eboardの使命は、「学びをあきらめない社会」の実現です。経済的理由や不登校、障害などを抱える子どもたちに対して、インターネットを通じて学習機会を提供しています。これまでに約2,000本の映像授業と10,000問のデジタルドリルを開発し、公立学校やフリースクールなど12,000カ所以上で無料提供されています。
ICT教材eboardの特長
eboardの教材は、多様な学習ニーズに対応しています。例えば、「やさしい字幕」やふりがな機能といった、特別支援が必要な子どもたちに配慮した機能を備えています。これにより、毎月20〜30万人が利用しており、学習のハードルを下げる役割を果たしています。
生成AIによる支援ツール
さらに、eboardは生成AIを活用した「やさしい日本語」化ツールの開発にも取り組んでいます。これは、日本語指導が必要な子どもや、読み書きに困難がある子どもたちに向けた学習・コミュニケーションの改善を目指しています。これは教育現場で実証を進めており、ICT教材との連携で効果を確認しています。
今後の活動
今回のForbes JAPANでの選出は、eboardの取り組みが認められた証です。私たちは今後も、社会課題の解決に向けた挑戦を続けます。「学びをあきらめない社会」の実現に向けて、さらなる努力を重ねていく所存です。
社会の変革には時間がかかりますが、eboardが提供する教育の機会が、少しでも多くの子どもたちの未来を明るくする手助けとなることを願っています。私たちの活動を通して、学びの場を広げ、支え合える社会の実現を目指していきます。