Document GPS、日本へ
2024-04-04 10:00:02
ShelterZoom、メールセキュリティツール『Document GPS』を日本市場に投入
米国のShelterZoom Corp.は、ブロックチェーン技術を基盤にしたメールセキュリティツール『Document GPS』を日本市場に展開することを発表しました。この発表に伴い、株式会社ネットワールドとディストリビューター契約を結び、日本全国におけるセキュリティソリューションの提供を加速していく予定です。
Document GPSとは
Document GPSは、特にメールセキュリティの重要性が高まる中で、その利便性と高いセキュリティを兼ね備えた新しいツールです。今までの一般的なメールセキュリティ手法が持っていた運用上の課題を解決するため、多くの企業から注目されています。
これまで使用されていたPPAP(パスワード付ZIPファイルのメール送信後に、そのパスワードを別のメールで送る手法)は、実際には誤送信や情報漏洩、ウイルス感染などのリスクを伴うため、近年ではその有効性が疑問視されていました。ShelterZoomは、こうした問題を解決するために、より直感的に使えるアプローチを採用したのがDocument GPSです。
使いやすさと高セキュリティの両立
Document GPSは、日本語ウェブサイトからも情報が得られる通り、一般的なメールソフトでの使用を可能とし、簡単な操作で導入できます。ユーザーは、添付ファイルライブラリに資料をアップロードし、メールの本文に追加されたリンクを送信するだけで操作が完了します。これにより、特別なスキルを持っていない一般の社員でも簡単に利用できる、優れたユーザビリティを実現しました。このツールは、ブロックチェーン技術を利用したトレーサビリティ機能とも連携し、全ての送信履歴を追跡・記録できるため、情報の透明性やセキュリティが大幅に向上します。
日本市場への展開
株式会社ネットワールドは、Document GPSを日本市場に浸透させるためリセラーネットワークを活用し、全国の法人へこの新しいメールセキュリティツールの魅力を広める予定です。初期導入費用が無料で、月々の使用料もリーズナブルに設定されているため、コストを抑えたい企業のニーズにも応えています。
北米では多くの中小企業や大企業が既に導入を進めており、メールセキュリティの新たなスタンダードとして位置づけられています。この流れを日本でも実現するため、ShelterZoomは今後もマーケティング活動を強化していく考えです。
企業情報
ShelterZoomは、2020年7月に設立された日本法人ShelterZoomJapan株式会社を通じ、日本市場におけるマーケティング活動を展開しています。一方、ネットワールドはITインフラのソリューションディストリビューターとして、クラウドコンピューティングの時代にふさわしい技術製品やサービスを提供し続けています。
この提携により、メールセキュリティの新たな選択肢を日本のビジネスシーンに提供し、企業の情報環境をより安全に整えていくことを期待しています。
会社情報
- 会社名
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ShelterZoomJapan株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋二丁目1番3号
- 電話番号
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