新潟市は、市内企業の従来型ビジネスモデルからの脱却とデジタル社会における新規事業開発を支援するため、新たなプログラム「WAVE」を開始しました。
「WAVE」は、DXの視点に加え、効果的な考え方や手法、トレンドを取り入れ、企業と外部人材がコラボレーションすることで、新しい価値や新規事業を生み出す実践的なプログラムです。
今年の「WAVE」は、DXとプロトタイピングの手法を導入し、新規事業創出を目指す市内企業と、企業との共創経験を積みたい共創パートナー人材を対象としています。
プログラムは、2024年7月31日に開催されるイントロダクションセミナーから始まり、2025年2月までの約7ヶ月間、充実した内容で展開されます。
イントロダクションセミナーでは、フラー株式会社の山﨑将司代表取締役社長が登壇し、DXとプロトタイピングをテーマに講演を行います。
その後、実践型プログラムでは、事業開発の専門家を招いたワークショップを通して、企業と外部人材が共創を深めながら事業創出の手法を習得していきます。さらに、プログラム期間中は、専門家による伴走型支援も提供され、プロトタイプ開発や概念実証の着手などをサポートします。
「WAVE」には、企業側だけでなく、デザイナー、マーケター、エンジニア、コピーライターなど、様々なスキルを持つ外部人材も参加可能です。
「自分のスキルを活かして地域に貢献したい」「新しい経験を積みたい」という意欲を持つ学生も歓迎しており、企業と外部人材が共に成長できる環境を提供しています。
参加費は無料ですが、定員制のため、選考により参加者を決定する可能性があります。
「WAVE」は、企業と外部人材が連携し、地域課題の解決や経済活性化に繋がる新しい商品やサービスを生み出すことを目指しています。新潟市は、本プログラムを通して、持続的に変革が生まれるエコシステムを構築し、地域経済の活性化を目指しています。