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恐竜学博物館の名誉館長に就任した石垣元館長

2023年4月11日、岡山理科大学の恐竜学博物館で、式典が行われました。この日の主役は、かつて館長を務め、多くの貢献をしてきた石垣忍氏。彼が名誉館長の称号を授与されることに、多くの来賓や関係者が集まりました。式典では、平野博之学長から名誉館長の称号が正式に授与され、拍手が送られました。

石垣名誉館長は、名誉館長としての受賞感想を以下のように述べました。「たくさんの方々のご協力・ご支援を得ながら、恐竜学博物館を育ててきました。その結果が、私が名誉館長の称号をいただくことにつながったと感じています。今後も引き続き、館の発展と、恐竜研究の拠点づくり、古生物学の普及に努めていきたいと思います。」

石垣氏は和歌山県出身で、教育者としてのキャリアを積んだ後、1991年に株式会社林原に入社しました。彼は1993年よりモンゴル科学アカデミーとの共同調査に参加し、ゴビ砂漠での化石発掘に取り組むなど、恐竜学に情熱を注いできました。2012年には林原自然科学博物館の館長を務め、その後、岡山理科大学に転任。2018年に開館した岡山理科大学恐竜学博物館では、2025年まで館長としての役割を果たしました。

現在、恐竜学博物館は地域の教育や文化に寄与する存在として成長しており、石垣氏の尽力はその発展に大きく寄与しています。授与式の後には、山口隆久副学長や南善子副学長、松浦洋司副学長とともに記念写真が撮影され、その場の雰囲気を和やかにしました。新たに館長に就任したのは、恐竜学科の藤田将人教授です。この新しい体制のもと、さらなる研究と展示の充実が期待されます。

岡山理科大学は岡山県岡山市と愛媛県今治市にキャンパスを持っています。8学部、20学科、1コース、2研究科を有し、教育・研究に力を入れています。特に恐竜学博物館は、地域の教育に貢献する重要な施設として知られており、今後も多くの人々に愛される場所であり続けることでしょう。

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