伊勢・安土桃山文化村、日本初の城宿泊施設オープンへ！

三重県伊勢市に位置する伊勢・安土桃山文化村が、新たな魅力を打ち出すべく大規模リニューアルを開始します。このリニューアルは、訪日外国人観光客が求める「コト消費」を促進することを目的としており、その総投資額はなんと100億円。リニューアルの目玉は、日本初となる城での宿泊体験です。村内に再現された原寸大の安土城が、夢の宿泊先となります。宿泊料金は約500万円と豪華ですが、一生に一度の贅沢な体験を提供します。第一期のリニューアル工事は2017年4月29日から始まり、温泉大浴場の新設や忍者アカデミーの創設、さらにはコスプレ体験の提供など、多彩なラインナップが揃います。特に、安土城全体をお化け屋敷にする「日本一怖いお化け屋敷」も開催予定で、スリルを求める訪問客を楽しませること間違いなしです。2019年には年間来場者数が現在の10倍を超え、100万人を見込んでいます。

第二期のリニューアルは2017年10月を予定しており、和のプレミアムな美食街やファッション街のショッピングモールが整備されるなど、様々なジャンルの横丁が計画されています。また、コスプレイベントも数万人規模で初開催され、コスプレ好きにはたまらない場所となるでしょう。さらに、2018年6月には安土城内に宿泊できる「THE DREAM CASTLE HOTEL」がオープンする予定で、これによりさらなる集客が期待されています。

今回のリニューアルを受けて、東京・麻布十番に所在する「CROKET MIMIC TOKYO」が村内の劇場の演目をプロデュースします。このエンターテインメントレストランは、ものまねタレントのコロッケが手がけるもので、世界に通用するショーを提供します。

伊勢・安土桃山文化村は1993年にオープンし、その後2001年には累計来場者数500万人を超えるなど、多くの人々に愛されてきました。2003年に「伊勢・安土桃山文化村」と改名して以降も、訪れる人々に新たな魅力を提供すべく進化を続けています。日本の城に宿泊できるという新しい体験が加わることで、訪問客にさらなる楽しみを届けることができるでしょう。