日本女子大学、新設予定の人間科学部が特設サイトを公開
日本女子大学(東京都文京区、学長:篠原聡子)は、2028年4月に開設される「人間科学部(仮称)」の特設サイトを2月12日に公開しました。この特設サイトのテーマは「私たちはまだ、人間を知らない。」です。その中で、新たな学部共通カリキュラムや魅力的な科目、卒業生のインタビュー、卒業後の進路、目指す資格について多彩なコンテンツを通じて紹介しています。
特に注目されるのは、特設サイトのキービジュアルです。このビジュアルは「木」や「顔」という二重のイメージが組み合わされており、ユーザーがスクロールすることで異なる印象を受ける仕組みになっています。この視覚的な演出は、まるで「人間とは何か?」という問いを自ら呼び起こすような効果を持っています。
人間科学部開設の背景
現代社会において、AIやVRといった技術革新が進み、現実と仮想の境界が曖昧になってきています。そのため、以前にも増して「人間とは何か?」という根本的な問いに向き合うべき時代が到来しています。この「人間科学部(仮称)」は、そうした時代の要請に応えるべく設立され、文理融合的な視点から人間を科学的に探究することを目指しています。人間の心や身体、脳のメカニズムを深く理解し、実践を通じた学びを重視します。
特設サイトのコンテンツと特徴
特設サイトでは、新学部の全容を知るための様々なコンテンツが用意されています。特に、「人間を多角的に理解する学部共通カリキュラム」では、基礎となる基盤科目に加え、3つの共通科目・プログラムを通じて人間全般への理解を深めていきます。これにより、学生一人ひとりの興味に応じた学びを提供することが可能になります。
2学科の特徴を紹介
この人間科学部(仮称)は、「心理学科(仮称)」と「人間発達学科(仮称)」の2つの学科から構成されています。
- - 心理学科(仮称)…人間の心の働きを科学的手法で探究し、データに基づく分析を重視します。これにより、現代社会の複雑な問題に対処できる力を養います。
- - 人間発達学科(仮称)…人が生まれ育つ過程を理論と実践を通じて探求します。子どもに関わる分野から社会全体の理解まで、広範な教育が行われます。
さらに、心理学科および人間発達学科の卒業生に対するインタビューも掲載され、実際の学びがどのように役立っているのかを知ることができます。
キービジュアルが示す意味
特設サイトのキービジュアルには、多義的な3Dモチーフが採用されています。視覚的な錯覚が生まれ、「木」と「顔」という異なるイメージが交錯します。これは、「人間とは何か?」といった疑問を自然に引き出す効果を持つものです。塩﨑尚美教授は、「人間についての深い学びを提供し、複雑な社会に柔軟に対応できる人材を育成する」と語っています。
未来に向けた人間科学部
日本女子大学は、116年以上の歴史を有する教育機関であり、今後も縦の伝統と横の革新を融合させた教育を提供していく方針です。「人間科学部(仮称)」は、その一環として新たな挑戦を始めます。多様な視点から「人間とは何か?」を問い続けることで、次世代の社会に貢献できる人材を育成することを目指します。成長する日本女子大学の一端として、これからの展開に期待が高まります。