フライワイヤー、シンガポールで名誉あるGlobal FinTech Awardを受賞
先週、シンガポールで開催されたSingapore FinTech Festivalにて、グローバル決済代行サービスを提供するフライワイヤーがGlobal FinTech Awardを獲得しました。この賞は、フィンテック関連のスタートアップ、金融機関、テクノロジー企業が開発した革新性のあるソリューションを称えるもので、シンガポール金融管理庁(MAS)とシンガポール銀行協会(ABS)が選定した10社の一つにその名を連ねました。
今回は、300社を超える候補者から評価が行われ、専門家が各ソリューションの影響力や実用性、相互運用性、独自性を基にした厳正な審査がありました。フライワイヤーは、企業、教育機関、医療機関などに向けて、国や通貨、業種に応じた高度にカスタマイズされた決済ソリューションを提供しており、これまでに50億ドルを超える支払いを処理してきた実績があります。
フライワイヤーのアジア太平洋地域におけるマネージングディレクター、アンドリュー・オング氏は、「シンガポール金融管理庁とシンガポール銀行協会から評価されたことを心より嬉しく思います。私たちはこの市場に対して強いコミットメントを持っており、アジア太平洋地域でのビジネス成長を目指しています」と語っています。
Singapore FinTech Festivalについて
Singapore FinTech Festivalは、国際的なフィンテックコミュニティが集まり、ネットワークを築き、学び合い、新しい解決策を模索するためのプラットフォームです。初回の2016年には、60カ国から13,000人以上の参加者が集まり、その規模は年々拡大しています。このイベントは、シンガポール金融管理庁(MAS)とシンガポール銀行協会(ABS)、およびSingEx社が共同開催する形で行なわれています。
フライワイヤーの概要
フライワイヤーは、グローバルな決済代行サービスのリーディングプロバイダーとして、世界中の企業や機関、その顧客を結ぶ橋渡しをしています。2017年から留学生向けの授業料支払いサービスを開始し、現在では19カ国以上に事業を展開し、1,400を超える組織が利用しています。
そのサービスは、120種類以上の現地通貨による銀行振り込みやクレジットカード、電子財布を通じて、220以上の国と地域から数十億もの支払いを処理しています。また、フライワイヤーのプラットフォームは、銀行やクレジットカード会社よりも好条件のレートでスムーズな決済を実現し、クライアントには多言語対応のカスタマーサポートを年中無休で提供されています。
フライワイヤーは、米国マサチューセッツ州ボストンを本社に持ち、ロンドン、上海、東京、シンガポール、シドニー、バレンシアといった都市にも拠点を設けています。これにより、フライワイヤーはグローバルにサービスを展開しており、多様なニーズに応えることが可能です。
具体的な情報については、公式ウェブサイト(
flywire.com)を参照してください。