堺市の新たなスタートアップ支援企業が決定!
堺市は、地域におけるイノベーションの創出と社会課題の解決を目指し、令和3年度から実施している「堺市スタートアップ実証推進事業」の支援企業を発表しました。今年度、5月17日から7月8日の期間に応募があった42件のビジネスアイデアの中から、4社が選ばれ、今後の実証事業に向けた支援が行われます。これにより、堺市は地域の活性化を図るとともに、新たなビジネスの成長を促進します。
支援対象企業
実証事業の支援を受ける企業は次の4社です。各社は独自のビジネスアイデアを持ち寄り、それぞれの実証には特色あるアプローチがあります。
1.
サンリット・シードリングス株式会社(京都府京都市):
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ビジネスアイデア:地域の生物多様性を可視化する「生物多様性ポテンシャルマップ堺市版」の作成。地形データと土壌の微生物DNA解析を用いてビオトープの適地を予測し、マップの有用性を検証します。
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2.
株式会社フィールトラスト(堺市):
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ビジネスアイデア:介護と歯科の連携を強化する口腔衛生管理システム「オクチミル」の開発。高齢者の口腔ケアの質を向上させ、早期発見につながるAI技術を活用します。
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3.
株式会社mairu tech(東京都港区):
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ビジネスアイデア:医療と福祉の移動サービス向上を目指す「mairuシステム」の社会実証。療養期病床を有する医療機関での実用性を検証し、ユーザーインターフェースの改善を図ります。
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4.
株式会社UJC リベルダージ(堺市):
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ビジネスアイデア:柔術の護身術を通じて幼児教室を開設し、親子の心の成長を支えることを目指します。健康的な生活習慣を促し、非認知能力の向上を検証します。
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支援内容
支援対象企業には以下の支援が提供されます。
1.
各種サポート:
- 市内公共施設や協力企業の実証フィールド提供
- 市内民間事業者とのマッチング
- 行政からの課題提供
- 実証事業のPR支援
2.
補助金の交付:
- 補助対象経費に対して2分の1以内(上限100万円)を支援します。
- 支援期間は交付決定日から令和7年3月31日までです。
堺市のスタートアップ支援プロジェクトは、地域社会の課題を解決する新たなビジネスが誕生する場として期待が寄せられています。これら4社の進展に注目し、実証事業から生まれる成果が地域の活性化につながることを期待しましょう。