昭和の小田原へ
2025-07-24 10:00:56

小田原市が昭和を振り返る企画展「広報紙でタイムスリップ」開催

小田原市の昭和を辿る企画展



神奈川県小田原市では、令和7年度の特別企画展「広報紙でタイムスリップ!昭和の小田原へ」が開催されます。この展示は、昭和に改元してから100年を迎えたことを記念したもので、市の歴史と共に、当時の広報活動に焦点を当てています。

小田原市の歴史と広報の起源



小田原市は、昭和15年(1940年)に小田原町や足柄町、大窪村、早川村が合併して誕生しました。その後、日中戦争や太平洋戦争を経験し、その影響を乗り越えながら、復興へと向かいました。昭和25年(1950年)には、鈴木十郎市長が「小田原市報」を創刊し、市民に市政の現状を伝えるための広報活動が始まりました。この市報は、現在の「広報小田原」の前身です。

この企画展では、市が所蔵している資料をもとに、昭和時代の小田原の様子と広報紙がどのように時代の情報を伝えていたのかを振り返ることを目的としています。展示には、当時の新聞記事や市報が並び、市民の生活や社会情勢を知る貴重な機会となることでしょう。

展示と関連イベントの概要



この企画展は、7月1日(火)から10月26日(日)までの間、小田原市郷土文化館文化人資料室(小田原市城内7-8)で開催されます。開館時間は午前9時から午後5時までで、最終入館は午後4時30分です。観覧料は無料で、多くの市民や観光客に訪れていただきたいと考えています。

さらに、展示に関連したさまざまなイベントも予定しています。その中でも特に注目したいのが、ギャラリートークです。8月2日(土)と9月27日(土)の2日間、展示を担当した学芸員が来場者の案内を行い、展示物について詳しく解説します。このイベントは事前申し込みが不要で、自由に参加できます。

また、教員向けの特別プログラム「郷土文化館所蔵の戦時下資料を授業で使ってみよう!」も開催されます。8月16日(土)には、午前と午後の2回に分かれて行われ、各部10名限定で、教育関係者を対象とした内容となっています。

写真を通じて昭和を感じる



10月18日(土)には、小田原駅周辺での特別企画、郷土研究講座「2,800枚の古写真で紡ぐ小田原今昔物語」が開催されます。ここでは、岡部忠夫コレクションとして1960年代から1970年代にかけての古い写真が展示され、講師による解説も行われます。この企画は、申込先着順で、昨今の小田原の風景と昭和の姿を比較しながら、地域の歴史を身近に感じる機会を提供します。

続いて、同日の午後には「岡部忠夫写真2,800枚と歩く-昭和の小田原-」という歴史探究会も実施され、参加者は一昔前の風景を歩きながら活動に参加することができます。

参加方法と問い合わせ



展示やイベントに参加を希望する方は、小田原市文化部生涯学習課(郷土文化館)までお問い合わせください。電話番号は0465-23-137です。多くの方に昭和の小田原を体験していただき、この歴史的な時代を共に振り返ることができればと思います。


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会社情報

会社名
小田原市
住所
神奈川県小田原市荻窪300小田原市役所
電話番号
0465-33-1261

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