オンライン開催『ひきこもり』心の距離を縮めるコミュニケーションを学ぶ講座

第102回こんぼ亭月例会のご案内

特定非営利活動法人地域精神保健福祉機構（通称：NPO法人コンボ）が主催する「こんぼ亭月例会」は、メンタルヘルスに関する講演会シリーズです。毎回、多様なお客様を招き、心の健康に関する重要なテーマを取り扱っています。今回は、2025年12月6日（土）に「ひきこもり」をテーマにしたオンラインイベントが予定されています。

イベント概要

- 日時: 2025年12月6日（土）13:00～15:00
- 場所: オンライン開催（見逃し配信あり）
- 講師: 山根俊恵さん（山口大学名誉教授、NPO法人ふらっとコミュニティ代表理事）
- 参加費: 一般2,500円、コンボ賛助会員1,500円、グループ参加（3人まで）6,000円

こんぼ亭とは？

「こんぼ亭」は、メンタルヘルスと地域福祉の向上を目的として、心の健康をテーマにしたシリーズ講座です。多くの人々にとって有益な情報を提供するとともに、当事者の生活に寄り添った内容が魅力です。参加者は、当事者やその家族、福祉、医療、教育の専門家など、さまざまです。

今回のテーマと講師について

また、今回の月例会では、ひきこもりをテーマにしたコミュニケーションの手法について発表されます。特に「山根モデル」と呼ばれる、ひきこもり支援の新たなアプローチに焦点が当てられます。講師の山根俊恵さんは、精神障害者等の居場所支援を2005年から始め、2015年には本格的にひきこもり支援を展開しています。

山根さんのメッセージ

山根さんは、苦悩する家族の声にも耳を傾けてきました。「相談窓口はあるが、話を聞くだけで状況は変わらない」「親ががんばりすぎると子どもとの距離が広がってしまう」といった、現実に直面している多くの声を伝えます。そして、ひきこもり者自身が抱える苦しみや、心の声をどう聴き、対応していくかを重要視しています。