新刊「仕事をしながら母に」
2025-01-31 11:25:36

「仕事をしながら母になる」心の支えとなる新刊発表!

新刊『仕事をしながら母になる』が発表されます



2025年2月4日(火)、株式会社KADOKAWAから新書『仕事をしながら母になる 「ひとりじゃないよ」心がラクになる思考のヒント』が世に出る。著者は、ハーバード大学小児精神科医内田舞氏とボストン大学感染症疫学者塩田佳代子氏の二人。日本で仕事と子育ての両立に苦しむ女性たちに向けて、励ましのメッセージを精一杯込めた一冊だ。

本書は女性が育児とキャリアの両立にどのように向き合っているのか、また乗り越えているのか、著者の二人が自身の経験をもとに語りかけてくる。特に日本社会における恐れや不安、そしてその中に抱える気持ちに寄り添いながら、新たな視点や思考のヒントを提供することを目的としている。

多様な視点からのアプローチ



本書は三つの大きな章で構成されている。「第1章」では内田氏と塩田氏の対談を通して、日本の母親が直面している現実や、その中でどのように努力しているかを探る。彼女たちの言葉には、共感を呼ぶメッセージが溢れており、「頑張ってる姿、見えてるよ!」という思いやりの溢れる言葉がつづられている。

「第2章」および「第3章」では、それぞれの著者が自身のキャリアと育児をどのように両立させてきたのかを具体的に語る。特に内田氏は、母親としての経験談を交え、科学的なエビデンスを交えて、実践的かつ具体的なアドバイスを提供している。一方の塩田氏も、自身の価値観がどのように変化していったのかを明かし、読者へ新たな視点を提示している。

社会のフレキシビリティの重要性



この本で強調されているのは、「社会のフレキシビリティ」が必要であるということだ。現在の雇用システムが、どのように育児をしながら仕事を行うために悩ましい状況にあるのか、そしてそれを改善するために何を行う必要があるのかを、読者は考える機会を与えられる。内田氏はシステムの問題を指摘し、みんなで改善に向けて努力する必要があると力説している。そして、塩田氏も社会全体が変わることの重要性を訴え、その中で女性研究者としての視点を通じて子育てとの両立を語る。

書籍詳細と出版情報



著者である内田舞氏はハーバード大学医学部准教授として知られ、小児精神医療において著名な存在である。塩田佳代子氏もボストン大学で公衆衛生の教授を務めるなど、両者はともに多忙な日々を送りながら、母としての役割も果たす。彼女たちの経験は、ただの理論でなく、実践的にも受け入れられやすい形で表現されている。

本書は248ページにわたり、読者が仕事と子育ての両立についての理解を深め、前向きな気持ちで日々を過ごすための助けになるだろう。定価は1,760円(本体1,600円+税)で、全国の書店にて購入可能だ。

この書までは多くの人に手に取ってもらい、自身の育児やキャリアにおける気持ちを語り合うきっかけとなることを期待したい。


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会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
住所
東京都千代田区富士見二丁目13番3号
電話番号

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