岡山大学法科シンポ
2024-10-18 10:52:39

岡山大学法科大学院が20周年記念シンポジウムを開催し法務人材育成を議論

2024年10月5日、岡山大学法務研究科が創立20周年を祝うシンポジウムを開催しました。テーマは「地域組織と連携した法務系人材育成システム・還元ルートの構築・強化」、この記念すべきイベントには113名が参加しました。このシンポジウムは、地域に根差した法曹養成を目的とした法務研究科の取り組みを振り返り、地域企業や法曹関係者の意見を収集し、今後の方向性を探る重要な機会となりました。開会の挨拶を行ったのは那須保友学長で、岡山経済同友会の中島義雄代表幹事による祝辞もありました。

イベントは2部構成で進行され、第一部では鈴木隆元法務研究科長が法務研究科の現状と将来の展望について報告を行い、法務人材育成コンソーシアムの構想を鑑賞しました。その後、地域の代表として両備ホールディングスの大坂哲也常務は、ビジネスパーソンとして法律を扱う能力の重要性に言及し、帝人ナカシマメディカルの小林貴史副社長は経営へ寄与できる法務人材の必要性について話しました。そして最後に医療現場からの視点を持つ社会医療法人岡村一心堂病院の岡村暢大理事長が、法務人材が医療現場でどのように寄与するかを提言しました。

第二部は、武久顕也瀬戸内市長が自治体の立場から意見を提供し、会場内での熱心なディスカッションが展開されました。そして、岡山大学の佐藤吾郎教授が総括し、中国四国地域での法務人材養成プログラムの重要性を訴えました。参加者からは、多くのポジティブな感想が聞かれ、「組織内弁護士への関心が高まった」、「地域連携というコンセプトに期待している」との声が寄せられました。これにより、地域と連携した法務系人材育成への期待が一層高まりました。

このシンポジウムは、岡山大学が地域社会に根付いた法務人材を育成するために一歩前進する機会となりました。岡山大学法務研究科は、今後も地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たし、社会貢献に努めていくことが求められています。参加者からの期待の声も多く、新たな取り組みへの期待感が高まっています。


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