AIを駆使した映像制作の新たな支援サービス
合同会社ズーパーズースは、映像制作の新しい支援サービス「AIアニメ・AI VFX」を2025年2月1日に開始することを発表しました。東京都杉並区に本社を構える同社は、近年進化を遂げている生成AI技術に着目。これを活用することで、映像制作の効率と表現の幅を大きく広げるとしています。
提供の背景
ズーパーズースでは、既に生成AIを用いた映像制作の実績があり、特に画像生成AI「Stable Diffusion」を利用した長編アニメ『死が美しいなんて誰が言った』が、2024年のアヌシー国際アニメーション映画祭をはじめとした国内外の映画祭で入選するという成果を収めました。代表の中島 良氏は、第37回東京国際映画祭において生成AIに関する講演を行い、多くの関心を集めています。このような数々の経験に基づいて、より広範な映像表現の可能性を提供するために新サービスの開始が決定しました。
サービスの特徴
「AIアニメ・AI VFX」における主な特長は以下の通りです。
1.
時間や予算の制約がある現場のサポート
AIを導入することにより、限られた時間や予算の中でも高いクオリティを実現することが可能です。
2.
実写映像のキャラクター化
実写映像を基にアニメキャラクター化する手法を用いることで、多様なアニメ表現が生まれます。
3.
背景変更やアクションシーン合成
VFX制作の大部分をAIで効率的に行うことで、ロケ地の変更やダイナミックなアクションシーンを簡単に実現できます。
4.
3Dモデル制作の最適化
2Dイラストやコンセプトアートから3Dモデルを生成し、キャラクターの動きをスムーズに表現可能です。
サービスの流れ
この新サービスの利用手順は以下のようになります。
メールまたは電話でお問い合わせをいただき、制作方向性や要望をお伺いします。
ご要望に応じて、最適なAI技術、ツール、ワークフローをご提案します。
各工程で必要に応じてサポートを行い、チェックや修正もAIを活用して効率的に進めます。
完成品納品後は、追加修正や次回制作に向けたアドバイスを提供します。
オンラインセミナーのお知らせ
サービスの開始に合わせて、AIを活用した映像制作について詳しく解説するオンラインセミナーを開催します。参加者は無料で、1月25日(土)20:00から約1時間の内容で、実際の制作プロセスを紹介しながら質疑応答も実施予定です。
サービス概要
- - サービス名: AIアニメ・AI VFX
- - 提供開始日: 2025年2月1日
- - 提供時間: 平日・土日祝ともに応相談
- - 場所: オンラインおよび対面打ち合わせ対応可
- - 料金: 個別見積もり
- - 申込方法: 指定URLか電話・メールで問い合わせ
この新しいサービスとセミナーを通じて、多くの映像制作者がAIを利用した映像表現の可能性を広げられることを期待しています。