テクノロジーで印刷メディアの新たな価値を創出する株式会社グーフ
株式会社グーフは、「テクノロジーで『紙』の新たな価値を創造する」という使命の下、コネクテッドプリンティングサービスを展開しています。この度、株式会社ディノス・セシールおよび株式会社アスコンから6,000万円の資金調達を実施し、Print of Things®サービスのさらなる進化を図ることを発表しました。
印刷メディアの変革
現在のデジタル化が進む中、印刷メディアは未だに従来の大規模生産や配布型のビジネスモデルに依存している状況です。しかし、デジタルマーケティングの分野でもさまざまな課題が存在し、特に広告の視認性や不正行為、ブランドの安全性が問題視されています。これらの脆弱性は、デジタルメディアに過度に依存しているがゆえであり、新たなアプローチが求められています。
最近、販売促進の領域では、業界全体でオムニチャネル化が進展しています。これにより、デジタルとアナログメディアを組み合わせた施策によって、顧客に統合された体験を提供することが可能になっています。グーフの提供するPrint of Things®は、クラウドを活用し、簡単な指示を通じて複数のデジタル印刷機器にアクセスできるサービスプラットフォームです。これにより、ビジネス運営者は専門的な知識なしで、パーソナライズされた印刷物やカタログを取得することができる環境が整います。
資金調達の意義
この資金調達を通じて、グーフはPrint of Things®の運用性を向上させ、APIの開発や顧客サポート体制の強化を行います。さらに、マーケティングオートメーションツールの提供企業との提携も拡大し、ユーザーが簡単にルール設定やテンプレートを利用できるようにしています。これにより、産業全体の導入のハードルを下げ、利用頻度の向上を実現することを目指しています。
また、印刷機器との自動連携を強化することで、コストを抑えたサービスを提供し、印刷メディアの新たな可能性を追求します。
未来への展望
2020年4月にはプレシリーズA・第2ラウンドを実施する計画です。デジタルの時代において、グーフは印刷メディアの価値を再定義し、持続可能なサービスを提供することに全力を尽くしています。パートナー企業とも協力しながら、顧客価値を最大化する新しい仕組みの構築を進めていくことでしょう。
投資先企業からの期待の声
株式会社ディノス・セシールのCECO、石川森生氏は、「デジタルだけでは顧客価値を担保できない」と語り、紙を用いたコミュニケーションのデジタルテクノロジーによるアップデートを重視しています。グーフの探索的なアプローチに期待を寄せ、顧客に喜ばれる持続可能なサービスの追求を共にしていく意向を示しました。
会社情報
本リリースに関してのお問い合わせは、電話03-5759-5179またはメール
[email protected]まで。