岡山大学がアダム・ミツキェヴィチ大学と連携強化へ向けた重要な訪問を実施

岡山大学がアダム・ミツキェヴィチ大学との連携を強化

2025年7月8日、岡山大学にポーランドのアダム・ミツキェヴィチ大学から副学長のRafał Witkowski教授と東洋研究所長のBeata Bochorodycz教授が訪れました。この訪問は、両校間での連携を一層強化するための重要な機会となりました。訪問者たちは、岡山大学の国際教育における取り組みやEPOK協定に基づく学生受け入れプログラムについても議論を交わしました。

アダム・ミツキェヴィチ大学の概要

アダム・ミツキェヴィチ大学は1919年に設立されたポーランドの名門大学で、国内でトップクラスの総合大学の一つとされています。本学は、論文や研究の分野での評判も高く、国際的な視野を持った教育に力を入れています。岡山大学とのEPOKプログラムを通じて、両校の学生が相互に学ぶ機会を提供しています。

訪問の目的と進展

今回の会議では、岡安光博副学長（国際教育）やEPOKプログラムを担当する教員たちが参加し、活発な意見交換が行われました。具体的には、学生交流にとどまらず、研究や教員間の交流も今後強化することが確認されました。この取り組みにより、岡山大学はグローバル人材を育成するための新たな枠組みを展開していく方針です。

国際化に向けた未来図

岡山大学では「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」に採択され、また、「国際化に関する将来ビジョン―Toward 2035―」を掲げています。その中で、特に注目されるのは、「日本人学生と外国人留学生が共に学べる大学」を目指す姿勢です。このビジョンは、具体的な国際共修の機会を提供し、学生の国際的な視野を広げるためのものです。

期待される成果

岡山大学とアダム・ミツキェヴィチ大学の交流は、両大学にとって単なる学生の派遣や受け入れにとどまらず、より深い学問的及び文化的な交流へと発展することが期待されています。これにより、国際的な学問の場としての岡山大学の評価も更に高まり、世界における存在感を増すことでしょう。

今後も両大学の連携が進化し、学生たちに新たな学びの機会がもたらされることを期待しています。地域と国際社会に貢献する岡山大学の一層の成長に注目が集まります。