テラスカイが提供する新しい申請ワークフロー: mitoco 申請
株式会社テラスカイは、Salesforceプラットフォームを基盤にしたコミュニケーション・プラットフォーム『mitoco』が新たな機能を追加したと発表しました。本記事ではその詳細な機能について解説します。
mitoco 申請の新機能
最近、ビジネス環境が急速に変化する中で、効率的なワークフローは企業活動にとって欠かせません。この背景から、テラスカイは日本の商習慣に合わせた『mitoco 申請』の機能強化を行いました。特に、兼務部署や役職からの申請、組織内の上長を承認者に設定する機能が追加されたことが大きなポイントです。この機能変更により、承認プロセスが一層スムーズになります。
主な機能の特徴
1. 回覧機能
承認が必要ないが、申請内容を関係者に共有したい場合に便利な回覧機能。これにより、関係者は確認コメントを簡単に記入することができます。
2. 空ステップ
承認者が不在の場合も、次のステップへとスムーズに進むことができる機能が新たに設けられました。この機能によって、プロセスが滞留することなく進行できます。
3. 合議・差し戻し
複数の承認者がいる場合において、過半数や特定の割合で承認を得るための合議機能が実装されました。また、差し戻す際には任意のステップを選択可能という柔軟性があります。
4. バージョン管理
この機能では、承認プロセスの開始、終了日時を柔軟に管理することができます。
5. 監査対応
申請者や承認者の情報をスナップショットとして保持し、履歴レポートを出力する機能も備わっています。
6. 承認フロー図
承認ルートを視覚的に確認できる図が提供され、ワークフローの進捗状況が一目で分かります。
7. 柔軟な承認プロセス
従来の固定された承認ルートを変更することができるため、事前に設定できていない場合でもスムーズに進行できます。
強化機能の具体的内容
兼務での申請承認
従業員が兼務している部署や役職からの申請が可能になることにより、組織全体がより効率的に動きます。
上長承認の導入
申請プロセスを設計する際に、従業員ごとに設定された上長に承認依頼が流れるプロセスを構築できるようになりました。
組織情報画面の改善
組織情報画面が全面的にリニューアルされ、より簡単に兼務設定や、役職、部署の作成、保存ができる操作性が向上しました。これにより、部署の変更や従業員の退職時の設定もスムーズに行えます。
管理者による承認者の再割り当て
もし承認者が不在の場合でも、管理者が新たな承認者を簡単に割り当てることができて、ビジネスの流れを妨げません。
mitoco Work 経費/勤怠への対応
さらに、mitoco 申請は『mitoco Work 経費』及び『mitoco Work 勤怠』への対応も行っています。これは、従業員の日常的な業務をよりスムーズにするための一環です。
まとめ
テラスカイの『mitoco』は、Salesforceプラットフォームを利用した強力なコミュニケーション・プラットフォームです。新しく強化された機能によって、日本のビジネス現場での申請プロセスがより簡単になりました。詳細な機能につきましては、テラスカイの
リリースノートをご覧ください。