観光地経営を支える「Dスタディ」始動
2023年10月6日、公的社団法人日本観光振興協会が新たに立ち上げた研修プログラム「観光地経営人材認証(Dスタディ)」が始動しました。このプログラムは、観光地経営に携わる人材の育成を目的としており、特に観光地経営の専門知識やスキルを持つ人材の不足が叫ばれる中で、業界全体のスキル向上を目指すものです。
研修プログラムの背景と目的
観光業界は、地域活性化や経済振興にも寄与する重要な産業ですが、観光地経営に必要な人材の不足が深刻な課題となっています。この問題に対処するため、観光庁は観光地域づくり法人(DMO)の中核となる実務人材向けの研修を整備し、Dスタディがそれに応える形で設計されています。
本プログラムの主な目的は、新たに改正された「観光地域づくり法人の登録制度に関するガイドライン」に対応し、DMOに必要な基礎知識や実践的なスキルを養うことです。この研修を受講することで、観光業における最新のトレンドや経営手法に基づいた知識を得られ、実務に即したスキルが身につきます。
研修の構成
Dスタディは大きく分けて実務人材向けと中核人材向けの2つのコースから成り立っています。具体的には、次の内容で構成されています。
- - 観光地域づくり法人に関連するガイドラインの解説動画
- - 観光DXに関する研修動画
- - 必修科目
- - 選択必修科目
- - 地域事例研究
このように様々な学びの機会が提供され、受講者は興味や必要性に応じて自分に最適な内容を選ぶことができます。また、視聴後には確認テストがあり、合格者には修了証を発行します。
受講形式とアクセス性
本研修はオンラインで完結するEラーニング形式を採用しているため、受講者は自宅やオフィスからいつでも参加できます。特に、地域事例研究の項目では、現地取材の動画を用意し臨場感あふれる学習体験を通じて実務に即した理解を深めることが可能です。このような工夫を凝らした内容が魅力です。
誰が受講できるのか?
Dスタディは、DMOの更新要件として、各DMOから少なくとも3名の受講が求められています。また、観光業に関心のある学生や、地方創生に関与したい方々も対象です。この研修を通じて、観光振興という仕事に携わりたいと考えている方が実践的なスキルを身につけることができます。
受講料と開講期間
この研修プログラムの受講料は、実務人材向けが33,000円(税込)、中核人材向けが55,000円(税込)となっており、受講者は必要な投資を行うことで、将来的なキャリアの向上を図ることができます。
開講期間は、令和7年10月6日から令和8年3月31日まで、引き続き翌年度にも開講が予定されています。
申込は、特設サイトから可能で、個人確認のために顔認証システムを利用しています。詳細については、
Dスタディ特設サイトをぜひご覧ください。これからの観光地経営を支える人材を育てるこのプログラムを通じて、業界の未来を共に切り拓いていきましょう。