アートスティッカー5周年記念展『SHIBUYA STUDIO』が渋谷PARCOで開催中

ArtSticker5周年記念展『SHIBUYA STUDIO』

2025年3月22日から4月7日にかけて、渋谷のPARCO MUSEUM TOKYOにて、アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」の5周年を記念するグループ展『SHIBUYA STUDIO』が開催されています。この展示会では、気鋭アーティスト30組による作品が集まり、多様なアート表現を楽しむことができます。

展示内容と出展アーティスト

本展は、ArtStickerに過去に登録された3,000組のアーティストから選ばれた、国内外で注目される若手アーティストの作品を展示しています。出展者は、秋山あいれ、新井碧、石山未来など、各シーンで活躍が期待される多才な作家たちです。

作品は、各アーティストごとに1点ずつ展示され、独創的な視点で制作されたアートが集まります。来場者は作品の鑑賞だけでなく、アーティストの制作過程を追体験することができる特別な機会です。

真田将太朗による公開制作

また、展示スペース内には「アーティストスタジオ」と呼ばれる特設エリアが設けられ、真田将太朗による公開制作が行われます。この制作イベントは、3月30日と4月6日の2日間、いずれも14:00から17:00の時間帯に実施され、来場者は実際にアート制作の過程を目の前で閲覧することができます。

真田は2000年生まれの若手アーティストで、現在は東京大学大学院で修士課程を修了しつつ、絵画とAIに関する研究を行っている注目の存在です。彼の作品は「新しい風景」として、独特の抽象的表現を特徴とし、既に数多くの受賞歴があります。特に、JR東日本から依頼された長野駅の大絵画制作は、その評価を高めました。

制作エピソードの紹介

展覧会場では、30組の出展アーティストの制作過程を紹介するエピソードカードも設置されています。これにより、作品の背後にあるストーリーやアーティストの人柄を知る機会が得られ、より深い視点で作品を鑑賞することができます。来場者は、単なる視覚的体験を超え、アートに対する理解を深めることができるでしょう。

参加方法と詳細

『SHIBUYA STUDIO』の入場は無料で、会期中は毎日11:00から21:00まで開館しています。最終日は18:00閉場となるため、訪れる際は注意が必要です。展示作品は全てエントリー制で販売され、ArtStickerプラットフォームにて販売の詳細を確認できます。

会場へのアクセスは、JR渋谷駅のハチ公口から徒歩6分と非常に便利です。アートを通じて新しい発見と出会いを楽しむ、この展示会への参加をお勧めします。