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吹田市とアイチューザーが再エネ促進に向けて提携し新事業を開始

吹田市とアイチューザーが再エネ電力提供の新事業を開始

吹田市は、生まれ変わる環境意識の中で、地域のみんなが手軽に再生可能エネルギーを利用できるようにするため、アイチューザーと協力して新たな電力提供事業を始めました。この取り組みは、西日本でも初めてのものになります。

切り替えキャンペーンの内容

このキャンペーン、「みんなで簡単やさしい電気の切替キャンペーン」は、環境に優しい電力を求める一般家庭や個人事業者を対象としています。参加者は、自然由来の電気への関心が高いため、割安で再生可能エネルギーを提供する電力事業者を見つけて切り替えを希望します。

アイチューザーは、この事業の中で、選定された小売電気事業者の中から最も安価な料金を提示したところを採用。切り替えを希望する人は、アイチューザーから見積もりを受け取った後に契約の判断をします。具体的には，4人家族が切り替えを行うことにより、年間で約1万円の電気代が節約されるという試算がされています。

吹田市の環境への取り組み

吹田市では、公共施設の電力調達についても環境に配慮しており、再生可能エネルギーを使った電力供給を推進しています。この方針は、市民にも広がりを見せ、再エネの導入を促進する施策が掲げられています。グループ購入キャンペーンを通じて、再エネの普及率を高めることを目指しています。

アイチューザーの国際的な活動

アイチューザーは、2008年にオランダで設立され、これまでに世界各国で150以上の自治体と連携してきました。特に220万世帯を対象にした電力の共同切り替えを推進し、実績を出しています。最近では、日本国内でも神奈川県や東京都と連携し、新エネルギーの共同購入キャンペーンを展開中です。

入札においては、市場価格より最大26%割安という価格を提示するなど、住民の負担軽減に貢献しています。大阪府との協定も結び、さらなる普及を図るべく新たなキャンペーンを計画中です。