かつ波奈が「HANZO 自動発注」を導入し業務効率化を実現
株式会社Goalsが提供する「HANZO 自動発注」が、とんかつレストラン「かつ波奈」に導入されました。運営する早野商事株式会社の店舗は、既に8店舗。業務効率化を目指し、AIを活用したこのシステムがもたらす変化に注目が集まっています。
課題の背景
「かつ波奈」では、これまではスタッフが在庫を確認し、店長を中心に発注を行っていました。しかし、売上や客数の予測には、各店舗の特性や立地、近隣のイベントなどの要素を考慮する必要があります。このような予測には店舗での経験が欠かせず、発注業務が属人化してしまうことが課題となっていました。また、業務習得に時間がかかり、教育方針にばらつきが生じることも、店舗拡大に向けた障壁でした。
AIによる予測
これらの課題を解決すべく、2025年3月から「HANZO 発注AIアシスト」が導入されることになりました。このAIシステムは、売上・客数の予測に加え、納品スケジュールを考慮した消費量の予測も行います。これにより、発注担当者はAIの予測値をもとに発注することができ、業務の標準化が進みました。
完全自動化の実現
「HANZO 自動発注」は売上や客数のデータを集約し、それに基づいて食材の最適な発注量を算出、発注を自動で実施するシステムです。これにより、運営本部は各店舗の発注状況をリアルタイムで管理し、全社的な運営効率を向上させることが可能となります。また、自動化に伴い、現場スタッフの負担軽減や教育コストの削減が実現し、店舗運営が一層スムーズになります。
食材ロス軽減と心理的負担の軽減
「HANZO 自動発注」は、発注ミスや在庫の過剰または不足を防ぎ、心理的な負担を軽減します。これにより、フードロスを削減する効果も期待されます。
「かつ波奈」では、この自動化により、店舗のさらなる拡大を見据えた基盤強化に繋げ、持続可能な成長を目指しています。
企業情報
早野商事株式会社について
- - 所在地: 千葉市中央区本町一丁目4番1号
- - 代表者: 代表取締役社長 芝﨑信次
- - 設立: 2020年12月
- - 事業内容: 日本料理、すし、海鮮など多様な業態を展開
- - 企業URL: hana-group.co.jp
株式会社Goalsについて
- - 所在地: 東京都港区芝5-3-2 +SHIFT MITA3F
- - 代表者: 代表取締役社長 佐崎傑
- - 設立: 2018年7月
- - 事業内容: 外食企業向けの業務支援クラウドサービスの提供
- - 企業URL: goals.co.jp
このように、AIの導入によって、かつ波奈の発注業務は大きく変革されつつあります。今後の店舗展開に向けた期待が高まる中、効率的な運営体制の確立が注目されています。