「ひろちゃん-R」開発者向け発売
2024-06-28 19:10:35

癒やしの赤ちゃんロボット「ひろちゃん」が進化!開発者向けモデル「ひろちゃん-R」発売開始

赤ちゃんロボット「ひろちゃん」が進化!開発者向けモデル「ひろちゃん-R」登場



ヴイストン株式会社とATR(国際電気通信基礎技術研究所)が共同開発した、癒やしコミュニケーションデバイス「かまって『ひろちゃん』」の開発者向けモデル「ひろちゃん-R」がついに発売されました。

「ひろちゃん」シリーズは、赤ちゃんを“あやす”ことで、あやす人に癒やしの効果をもたらすことを目指したヒーリングコミュニケーションデバイスです。特に、「かまって『ひろちゃん』にこにこバージョン」は、笑うモードのみを搭載したシンプルなモデルとして人気を集めています。

ATRによる介護施設での実証実験では、「ひろちゃん」が認知症高齢者から積極的に受け入れられているだけでなく、介護スタッフにも良い影響を与えることが確認されています。

今回発売された「ひろちゃん-R」は、これまでの「ひろちゃん」のコンセプトと外装を継承しながら、制御基板へのプログラム実装や、サーボモーターによる動作を可能にした、開発者向けの特殊モデルです。

開発の可能性が広がる「ひろちゃん-R」の進化ポイント



「ひろちゃん-R」は、開発者にとって魅力的な以下の機能を搭載しています。

Raspberry Pi 4基板を搭載: 制御基板にRaspberry Pi 4 Model B(RAM容量4GB版)を採用することで、従来モデルよりも高度なプログラム開発が可能になりました。ジャイロセンサー、加速度センサー、広角カメラなどの搭載により、より複雑な動作やデータ収集を実現できます。
サーボモーター搭載: 腕に1軸のサーボモーターを搭載することで、「ひろちゃん」が利用者を抱きしめるなど、より人間らしい動作をプログラムできます。サーボモーターには、安全性を考慮したクラッチ機構が内蔵されており、利用者のケガや製品の破損リスクを軽減しています。
バッテリーとAC電源の両対応: 内蔵バッテリーに加えて、付属のACアダプターによる外部電源供給に対応。長時間駆動が必要な研究や開発用途にも適しています。AC電源からの供給により、内蔵バッテリーも同時に充電されます。

研究開発、実証実験など多様な用途に活用可能



「ひろちゃん-R」は、感情表現の変更、対話機能の追加、センサーデータ収集など、開発者が自由にプログラムを開発できるため、幅広い用途で活用できます。

研究用途: 人工知能、ロボット工学、ヒューマンインタラクションなどの研究開発に活用できます。
実証実験: 介護施設、病院、教育機関などでの実証実験で、新たな技術やサービスの開発に役立ちます。
エンターテイメント: 独自のプログラムで、個性的な「ひろちゃん」を開発し、エンターテイメント分野で活用することも可能です。

「ひろちゃん-R」は、開発者にとって魅力的な機能と高い拡張性を備えた、癒やしコミュニケーションデバイスです。従来の「ひろちゃん」シリーズの成功を基盤に、より高度な研究開発や実証実験を促進し、人々の生活を豊かにする新たな技術革新を期待できます。


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