新社長就任で海上送電事業を加速する株式会社海上パワーグリッド

株式会社海上パワーグリッド新社長就任のお知らせ

株式会社パワーエックスの子会社である株式会社海上パワーグリッドが、2024年2月9日付で新たに大西英之氏を代表取締役社長に任命しました。この変化は、同社が進める電気運搬船を活用した海上送電事業の推進において重要な役割を果たすことが期待されています。また、伊藤正裕氏が代表取締役会長に就任することも併せて発表されました。

新社長大西英之氏の経歴

大西氏は、1988年に大阪大学基礎工学部を修了後、外資系化学メーカーでのグローバルマーケティングやビジネスダイレクターなど多岐にわたる職務を経て、2010年にはGEエナジー日本の代表に就任しました。特に震災時には緊急電源対応や復興支援に尽力し、2016年からは陸上風力事業部の立ち上げ、2021年からは洋上風力事業部の構築にも従事しました。2025年1月からは海上パワーグリッドの社長として新たな挑戦が始まります。

新たなビジョン

大西氏は就任に際して次のようにコメントしています。「世界中の電力市場は需要側、供給側共に大きな変革が進行中であり、脱炭素の促進や安定供給へのニーズに応えるための新たな送電技術やサービスの開発が求められています。」彼は、思いを同じくするチームと共に、日本発の新しいビジネスを構築していくことに期待を寄せています。

会社概要

海上パワーグリッドは、電気運搬船を用いた海上電力輸送と販売を主な事業内容とし、東京都港区に本社を構えております。大西氏のリーダーシップのもと、今後の事業展開が非常に楽しみです。最新の技術を駆使して、革新的な電力供給サービスを提供していく方針です。

さらに、同社は船舶用蓄電池の販売も手掛けており、その製品の開発・販売体制も強化する予定です。これにより、持続可能なエネルギー社会の実現に向けた一端を担うことでしょう。

海上パワーグリッドの公式サイトでは、今後のプロジェクトや新商品の情報を随時更新していく予定です。また、大西社長の着任により、次世代のエネルギー供給システムがどのように進化していくか、注目が集まっています。

今後の海上パワーグリッドの活動から目が離せません。