データ連携ソリューションの発表
2024-10-09 16:04:00

ウイングアークとセゾンがデータ連携ソリューションを新たに発表

ウイングアーク1st株式会社と株式会社セゾンテクノロジーは、10月9日(水)より新たなデータ連携ソリューションを提供開始すると発表しました。このソリューションは、ウイングアークが提供するBIダッシュボード『MotionBoard Cloud』とデータ分析基盤『Dr.Sum Cloud』、そしてセゾンテクノロジーのiPaaSクラウド型データ連携プラットフォーム『HULFT Square』を組み合わせたものです。

この取り組みは、企業がデジタル・トランスフォーメーション(DX)を進めていく中で、社内外で持つデータを効果的に活用することを目的としています。事実、現在多くの企業がDXに向けた取り組みを進めており、国内企業の約80%がデータ活用についての検討を行っています。

しかし、現在の仕事環境では、情報システム部門が必要なデータを整理・連携する作業が大変なため、ビジネス部門が実際にデータを使えるようになるまでの期間やコストがかかりがちです。そのため、ウイングアークとセゾンテクノロジーは、この情報システム部門におけるデータ連携の手間を大幅に削減できるソリューションを提案しています。具体的には、作業にかかる時間を最大95%削減し、業務現場のデータ利用をスムーズにすることを目的としています。

この連携ソリューションでは、データ連携を容易にするためのアプリケーションテンプレートを無償で提供することが可視化されたデータの収集と加工をサポートします。ノーコード開発環境を利用することで、経営企画やマーケティング部門などの現場でも容易にデータを呈示し、状況に応じた迅速な意思決定を促進します。

特に『HULFT Square』は、さまざまなシステムからデータを取り込み、それを効率的に利用するための強力なツールです。ユーザーは、従来のオンプレミスのメインフレームやSaaSからデータを収集し、簡単に加工することができます。これにより、情報システム部門の工数削減を実現し、ビジネス関連のデータ活用をさらに進めることができます。

ウイングアークとセゾンテクノロジーは、このソリューションを通じて、企業が情報の持つ価値を最大限に引き出すことを目指しています。両社は今後も協力し、顧客のデータ活用やビジネス変革の支援を強化していく考えです。近年のデジタル化の波を受け、このような取り組みが成功を収めることで、多くの企業が新しい価値を生み出すことが期待されます。たとえば、複数のデータを統合することで、業務プロセスの効率化や新たなビジネス機会の獲得が可能になります。

幅広い業種でデータの利用が求められる中、ウイングアークとセゾンテクノロジーの連携による新しいデータ活用の形が注目を集めています。デジタル化が進む社会において、こうした取り組みが企業活動の中核となるでしょう。両者の協業がもたらす新しい価値創造に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
ウイングアーク1st株式会社
住所
東京都港区六本木三丁目2番1号六本木グランドタワー
電話番号
03-5962-7400

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